<記事提供:COCONUTS>

毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。

4月27日の放送では、堂本剛さんが新たなフィールドで活動を始めた上での変更点に言及し、素直な心境を明かしました。

(画像:公式SNSより)

■独立後はスタッフ総入れ替え…堂本剛、自らの世界を実現させるコミュニケーションの秘策を明かす

番組冒頭で、堂本さんは今年5月『ENDRECHERI. LIVE TOUR 2024「RE」』が始まることに触れ、「早くライブ始まらへんかなあという気持ちで過ごしている今日この頃でございますけれども」と切り出します。

続けて、堂本さんは「ENDRECHERIのメッセージの代表として『1ミリ動く』というフレーズがあります」と前置きした上で、「僕自身、フィールドが変わってライブをやるにあたって、関わってくださるスタッフの方々が全くの総取っ替えとなっていますので、コミュニケーションを取るのがテーマとしてあります」と、ライブに向けた準備の中で工夫している点に言及。

「もちろん、全体的に難しくはなかった」と周囲に気を配りながらも、「初めましての人ばかりの中で、今までのことをそのまま引き継ぎながら継続していくのはすごく難しくて」と率直な気持ちも打ち明けます。

「本当に、1からエンドリケリーの世界の話を皆さんに理解してもらうために、学習してもらうために、色々資料をまとめてお伝えしたりとか、時間を作って1対1で話をしたりとか、そんなことをずっとやってきていました」と明かし、このような工夫の末に4月のライブへ向かっていたことを明かしました。

■独立前も独立後も堂本剛の“やること”は変わらない!?「20年ちょっと前くらいから…」

また、堂本さんは「よくね、『フィールドが変わって、全部ひとりでやっていて、大変でしょ?』と言われることがあります」と語ります。

「実際のところは大変です」としつつも、「でも冷静に考えると、特にフィールドを変える前、20年ちょっと前くらいから基本的に1人でやってるから、そんなにですねという感じです」と、ソロデビュー以降、自ら活動のためにやってきたことはこれまでも今後も変わらないと主張。

「もちろん、環境は変わったけど僕自身がやっていることはさほど変わってなくて。1から説明をさせていただくこととか、プラスの時間が必要だったりすることもあるけれども、アウトプットしてもらうアートワークの説明で『もっとこうなんだ』とか、『自分はこれを求めていてこれは求めていません』という説明をする時間とかは多かったですし、それは未だにあるものです」と具体的な内容にも触れていきます。

このような考え方から、堂本さんは「基本的に全部自分でやっていたから、僕自身は何かが変わったという感覚はそこまでないですけどね。自分が過ごす時間、過ごしている時間、体感しているものという意味でね」と話し、新たなフィールドに移ってからも自分のなかでの“やること”は大きく変化していないと明かしました。

■自らの世界へファンを巻き込む堂本剛、5月からのツアーでは「自分らしい時間が過ごせたら」

このような背景を踏まえて臨む今回のツアーを前に、堂本さんは「そんな中で作り上げていくツアーですし、ツアーも始まったみたら色々と変わっていくのかもしれないけど、自分らしい時間が過ごせたらいいなと思っています」と心待ちにしていることを伝えます。

「ツアーもね、ただただ楽しもうと思っているだけなので」と自身の心境に触れただけでなく、ファンの方に向けても「(音楽を)聞きに行く、観に行くだけでなく、一緒に歌って、踊って、騒いで、同じ歌を歌う、1つになる、平和、愛、ファンク。そんな時間をいっぱい過ごしてもらえたらなと思っています。僕自身も、ツアーを楽しみたいと思います」と言葉を送りました。

最後には、「皆さんがお住まいの場所に行かせていただいて、その土地の空気を吸ったり、美味しいものをいただいたりしながら、満喫しながらライブを楽しもうと思っておりますので、皆さんぜひ、お近くの方は遊びにいらしてください」と語っています。

ネット上では、ソロデビュー当初を振り替えて「ENDRECHERIはセルフプロデュースやもんね」とつぶやくリスナーや、「スタッフ総とっかえ。そらそうだよね~当たり前だけど大変だよなぁ」と堂本さんの心境を慮る方などが目立ちました。

また、新たにチームに加わったスタッフの方に、ENDRECHERIの世界を伝えるための資料を渡しているという話から、「その資料くださーい!」というファンの方も見られました。

何事においても新たなフィールドへ移る際、環境の変化による苦悩などは少なからずあるものだとは思いますが、堂本さんはそれすらもポジティブに捉え、自らの「世界」へ周囲を巻き込んでいる工夫を欠かさない方なのだと実感しました。

このような姿勢で自らの「世界」を創り上げているからこそ、ライブのようなリアルな体験でファンの方の心を動かすことができるのでしょうね。

【番組情報】

堂本 剛 とFashion&Music Book

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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)