5月4日放送の「ライブ・エール2024~新しい夏~」(NHK総合)では、福山雅治さんが出演。

若者からのお悩み相談に答える福山さんの姿が注目を集めました。

(画像:AFP=時事)

■福山雅治が若者のお悩み相談に答える

番組の企画で、福山さんは悩みを抱える若者の声に答えることになります。

パイロットになることが夢と語る20歳の男性は「今の自分と能力の差がとてもあって、これ本当に大丈夫かな?なれるかな?という不安が生まれてきた」と悩みを打ち明けます。

話を聞いた福山さんは「不安になるのは同じように悩んでる人がたくさんいるから、競争相手が多いからだと思うんですよ。これを克服するにはいくつが方法があって、ひたすら諦めないこと。それと人よりももっとやること、人よりも高い熱量を持つこと、人よりも強い覚悟を持つこと」と男性に助言。

続けて、男性が「周りの方と仲良くしてやっていくのか、残酷だけど周りの人を落としていくかどっちかだって言われて」と伝えると、福山さんは「僕は今聞いて思ったのがどっちもやったらいいなと思いました。残酷かもしれないけども、自分の目標を達成した後にそのことは後悔すればいいと思います。やらずに後悔するよりは夢が叶った後に後悔したり反省してこれ悪いことしたなと思えばいいんじゃないかなと思います。やり切りましょう」と話し若者の背中を押します。

■福山雅治が語る「恩を送る」に「深い」と反響

教員志望の24歳の男性は「まだ何者でもない私はどうやって親に感謝を伝えればいいですか?」と悩みを明かすと、福山さんは「健康に暮らしてればそれが最高の親孝行」と返答。

続けて、福山さんは「僕が1つ提案があるのが、頂いた恩は返すっていう方法と、恩を送るっていう方法もあると思っていて、話を聞いてる教員になりたいということなので、お母様に直接恩を返すというよりかは、頂いたご恩を『皆様のおかげで僕は今、こういう風に自分の教え子達に送ることができてます。ありがとうざいます』っていうような、そういう方法もあるんじゃないかなと思いました」と男性にアドバイスを送ります。

また、福山さんが「先に先に恩を送っていくと5年後10年後100年後の未来が今よりも良くなっているような気がするじゃないですか。ちょっとだけ自分の力が良くなっていった未来に役に立っているかもしれない」と話すと、男性は「そんな人になれるように頑張ります」と応え笑顔を浮かべます。

ここで、福山さんは「僕もペラペラ喋ってますけど、肝心なことが言えないんですよね。近い距離感がゆえに言えないことってあると思います。それは大事だっていう言葉じゃ足りない、大切だって思う言葉がフィットしてないとか、もっと大事なものなんだねその人に対して思ってることって、だからこそ僕は音楽を続けて詞を書いたり曲を書いてるんだなと思っています」と音楽を続けることの意味にも言及したのでした。

今回の放送にはネット上で「恩を返すの他に恩を送る という方法もあるよ親から貰った恩を、返すのが難しいなら自分の周りの人に送るのもこの先の未来の役に立つことかもましゃの言葉、深いなぁ」「恩を返すだけじゃなくて、送る。福山さんの言葉、すっごい沁みた」「福山さん『恩を送るという方法もある』。すごい答えの連続。やっぱり福山さんのラジオを聞きたくなります」などのコメントが上がっています。

より未来が良くなるために「恩を送る」という福山さんの言葉は深いですね。また、福山さんの言葉の1つ1つが誠実でためになる助言ばかりなので思わず聞き入ってしまいました。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)