COUNTIFS関数でエラーを起こす際の対処法

COUNTIFS関数でエラーを起こして集計ができない、そんな時に考えられるエラーの原因を紹介します。

別ブックを選択している

#VALUE!エラーになる場合は、閉じた別ブックの範囲を指定している可能性があります。別ブックを開いていないか、他のブックを選択していないかをチェックしましょう。

条件の範囲が間違っている

条件範囲と検索条件が正しく指定できていますか?条件範囲の行と列が一致していないと、#VALUE!エラーを起こします。指定範囲が間違っていないかしっかりと確認しましょう。

255文字以上の文字列を指定している

指定する文字列は255文字以上では、指定できません。255文字以上を選択した場合は#VALUE!エラーになります。255文字以上の文字列を指定する場合には、CONCATENATE関数または文字列結合「&」を使ってくださいね。

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VBAでCOUNTIFS関数を使用する方法

そもそもVBAとは、Visual Basic for Applicationsの略で、マイクロソフトのオフィスソフトに含まれる機能です。簡単に言うと、エクセルやワードなどのオフィスソフトで利用できる便利な機能のこと。そのVBAでもCountIfsを使用することで、複数の条件を満たすセルの個数を求められます。

条件式は以下の通りです。

【条件式】

単一条件:WorksheetFunction.CountIfs( セル範囲1, 条件1)

複数条件:WorksheetFunction.CountIfs(条件範囲1,検索条件1,条件範囲2,検索条件2)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「COUNTIFS関数」の基本から応用まで解説してきました。Excel関数の中でも、頻繁に利用する関数なので使えるようになっておくと様々な場面で役立ちます。

データが少ない場合はそのまま数えてもいいのかもしれませんが、COUNTIFS関数を用いることによって数秒の短縮が積み重なって、年単位でみると数時間の短縮になり得ます。

まずは意識的に使用して、自分のものにしていきましょう。