「聞く」の謙譲語の英語表現

何かを尋ねる場合は「ask」

何かを尋ねる際の「聞く」の謙譲語として、「ask」を使いましょう。

英語には敬語表現があまりなく、「ask」の動詞自体にも敬う意味合いがありません。

英語で敬語表現をしたい場合は、丁寧な言い回しを意識しましょう。

<例文>

Could I ask you some questions about something?

(いくつかお聞きしたいことがあるのですがよろしいでしょうか。)

May I ask your name?

(お名前を伺ってもよろしいですか。)

話を聞く場合は「hear」「listen」

単に話を聞く際は「hear」または「listen」を使いましょう。

どちらも「聞く」という意味ですが、若干意味が異なります。

「hear」は「自然と耳に入ってくる」、「listen」は「注意して耳を傾ける」という意味があります。

また「ask」と同様に、「hear」や「listen」の動詞自体に敬う意味合いがありません。

英語で敬語表現をしたい場合は、丁寧な言い回しを意識しましょう。

<例文>

I would like to hear the story more details.

(その話を詳しく伺いたいです。)

I have already heard of it from my boss.

(そのことについては社長を通じてすでに伺っております。)

I am looking forward to listening to his lecture.

(私共は、彼の講演を拝聴させていただくことを楽しみにしています。)

I have learnt a lot by listening to her valuable lecture.

(彼女の貴重な講演をお聞きすることができて大変勉強になりました。)

(広告の後にも続きます)

まとめ

今回は、「聞く」の謙譲語をシチュエーション別やよく使われる間違いをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。「聞く」の謙譲語は「伺う」だけでなく、「お聞きする」や「拝聴する」などシチュエーションによってさまざま使い分けるといいことがわかりました。社会人になって敬語で失敗しないためにもしっかりマスターしときましょう!