俳優の岡部たかし(51歳)が、5月31日に放送されたトーク番組「あさイチ」(NHK総合)に出演。連続テレビ小説「虎に翼」ヒロインで、娘役の伊藤沙莉から「岡部さん」と言われ、「ちょっと、寂しい」と語った。

朝ドラ「虎に翼」で、伊藤沙莉が演じる主人公の父親役を演じた岡部たかしが番組のゲストとして登場。伊藤もVTR出演し、岡部との印象に残っているシーンとして、岡部演じる父が贈賄事件に巻き込まれる前にお土産を持って返ってくるシーンを挙げ、「はて? って顔をして聞いてなきゃいけないんですけど、台本も読んで(この後の展開も)知っちゃってるから、岡部さんの言い方と表情でずっと泣きそうで。しかも普段ふざけている人だから尚更グッとくるというか。岡部さんの目から伝わるものはすごく多くて、そこにとてもいざなっていただいたな、と思います」と話す。

伊藤のコメントを聞いた岡部は「沙莉ちゃんが普段“岡部さん”って呼んでくれなかったんで、名前、知ってたんや」と話し、「ずっと、お父さん、お父さんって呼んでくれてめちゃめちゃ嬉しかったんですけど、ちょっと寂しい感じもしますね、“岡部さん”て呼ばれたら」と語った。

なお、岡部は5月25日放送のトーク番組「土スタ」で、伊藤から「お父さん」としか呼ばれていないことについて「名前知ってるのかな?」とボヤき、伊藤から「当たり前でしょ!」とツッコまれていた。

また、「あさイチ」の放送終了後、伊藤は自身のSNSを更新。「お父さんお疲れさまでした」と再び“お父さん”と呼びかけ、「早く現場に来てください」と呼びかけた。