10代前半から50代中頃まで、女性が生涯の中で長く付き合うことになる生理。
女性の体にと大切な役割を果たす生理現象である一方で、さまざまなつらい症状を引き起こすケースも少なくありません。
今回は、生理のつらい症状の原因などを紐解きながら、その対処法についてご紹介します。
生理中につらい症状を感じている人は92%
クラブエリエール会員の女性に、「生理中のつらい症状」についてアンケートを実施した結果、「特につらい症状はない」と回答した人はわずか8%。
残りの92%の女性は、生理に関して何らかの症状を感じていました。
「生理中のつらい症状」として最も多かったのが「下腹部痛(66.6%)」。次に多かったのが「精神的症状(イライラ、倦怠感、不安、集中力低下など)」で、およそ半数の人があてはまると回答しています。
また、その他のつらい症状としては、下記のような意見がありました。
■生理中の症状はあまりないけれど、生理前の症状がひどい(イライラ、食欲増加、ひどい頭痛)
■なぜか生理前・中・後に副鼻腔炎を発症しやすい
■ナプキンによるこすれ、ムレがつらい
■サラッとした経血のため、伝いモレする
■生理中ずっと寒気がする
■体内からすごく熱が出るように感じ、寒い時期でも汗が出る
次に「生理の症状がつらいときの対処法」について聞くと、半数以上の方が鎮痛薬を使ったり温めたりしながら、痛みをやわらげていることがわかりました。
一方で、「特に何もしない(我慢する)」と回答した人も2割程いる様子。なお、その他の対処法としては、下記のような意見がありました。
好きな香りのナプキンを使う
■ツボ押しをする
■服装を楽なものにする
■ダイエットのことは忘れて食べたいだけ食べる
■とにかく自分が心地良いと思える環境を整える
【調査概要】
調査対象:クラブエリエール会員の10~80代女性
調査期間:2024年2月24日~3月3日
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査/有効回答数:2,113件※コメントは一部抜粋しています。
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生理中に起こる主な症状と原因
多くの女性が悩む、生理中に起こるさまざまな症状。なぜ生理中にこうした症状が起こるのでしょうか?
生理中に起こりがちな主な症状と、その原因について解説します。