無自覚に「嫌われる人の話し方」をしてしまい、周囲から敬遠される人は案外多いもの。
この記事では、嫌われる人の話し方の特徴と、嫌われる話し方の克服方法を紹介しています。
仕事・友情・恋愛、すべてのシーンで役立つ話し方のコツをぜひチェックしてください。
「嫌われる人の話し方」特徴5選!
「なぜか分からないけれど、いつも人から嫌われる」「気が付くとひとりぼっち」もしもあなたにそんな心当たりがあるのなら、まず確認したいのが『嫌われる人の話し方』。
無意識に人を不快にさせたり、傷つけたりしていないかどうかを確認するヒントとして、嫌われる人の話し方の特徴をチェックしていきましょう。
ネガティブな言葉を多用する
「嫌われる人の話し方」の特徴として、まず挙げられるのが、ネガティブな言葉を多用すること。
例えば、「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」といった、いわゆる「4Dワード」が口癖になっている人は要注意です。
こうした言葉を多用すると、相手に「ネガティブな人だな」という印象を与えかねません。一緒にいると沈んだ気分になってしまうため、自然と人が遠ざかってしまうのです。
相手の話を遮る・否定から入る
相手の話を遮ったり、否定から入ったりも、嫌われる人の話し方の一つ。
「わたしはそうは思わないけどな」「それはおかしくない?」と、会話の腰を折るような言動は、あなたとの会話を楽しもうとする相手の気を削いでしまいます。
まずは相手の話に耳を傾け、「うん」「そうなんだね」と、気持ちを肯定ことから始めましょう。そうすることで、「この人は私の話を聞いてくれる」と、あなたへの好感度が高まります。
自慢話や愚痴が多い
会話の中で自分の成功体験を自慢げに語ったり、愚痴っぽい話ばかりしていたりすると、「自分のことしか考えていない人」と思われてしまいがち。
そんな誤解を防ぐためには、自分の話をするだけでなく、相手へ上手く話題を振ったり、相手の話に興味を示したりして、聞き役に回る時間を持つことが大切です。
また、どうしても愚痴を言いたくなったときは、最後にオチをつけるなど笑い話としてまとめるおがおすすめ。楽しく聞ける話になるよう気を配るのが正解です。
場の空気を読まない
TPOをわきまえない話し方や話の内容も、周囲に「この人と話すのは嫌だな」と思わせてしまうので要注意。
具体例としては、オフィスで大きな声でプライベートの話をしたり、相手を選ばず下ネタを言ったりが挙げられます。
このようなTPOを無視した会話は、周囲の人に不快感を与えるだけ。場合によっては、職場で孤立したり、友達から距離を置かれたりすることも十分考えられます。
常識があってしかるべき大人だからこそ、場の空気をしっかりと読み、誰も不快にさせない会話を心がける必要があるのです。
人の悪口を言う
人の悪口が多いのも、『嫌われる人の話し方』の特徴です。
愚痴や悪口は、表面上は盛り上がるものの、言った本人への評価を下げる原因に。「この人は陰で私の悪口も言っているのかも……」と不信感を抱かれてしまいます。
誰にでも長所と短所があります。本人を前に言えないことは基本的に言わない・どうしても言いたいときはごく一部の親しい相手だけに留めるなど、自分の中でルールを決めておくとうっかりの失態を防げますよ。
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「嫌われる人の話し方」を直すには? 好感度アップのポイント
「嫌われる人の話し方」の特徴が分かったら、続いて好感度の高い話し方のコツを押さえていきましょう。ここでのキーワードは「共感」と「傾聴」。
以下の3つのポイントを実践すれば、より良好な人間関係を築けるはずです。
相槌や質問で相手に興味を示す
好感度の高い会話をする上で、まず心がけたいのが、相槌や質問を通じて相手に興味を示すことです。
「そうだよね」「え!」「分かる……」「それは○○だったの?」のように、相手の言葉に対して反応することで、「あなたの話に興味があります」「会話を楽しんでいます」とのメッセージになります。
会話はキャッチボールです。自分の話を聞いてもらうことも大切ですが、相手の話そのものと楽しむことを意識すると、より好感度の高い会話になるでしょう。
ポジティブな言葉を意識して使う
「この人と話していると楽しいな」と周囲に感じさせる人は、選ぶ言葉が基本的にポジティブです。
ネガティブな話題に時間を割かないのはもちろんのこと、相手の言葉に対しても「すごい!」「さすがだね」など、相手が自然とポジティブになれる反応を返すため、自然と好感度が高まります。
とはいえ、言葉のチョイスは急に意識して変えられるものではありません。日頃からポジティブな言葉選びを意識して習慣づけるのがおすすめです。
聞き上手になる
好感度の高い会話をする人は、その多くが聞き上手。相手の話に楽しみながら耳を傾けるのはもちろんのこと、話すペースも相手に合わせます。
「楽しい会話にしたい」と思うと、つい必至に話そうとしてしまいがちですが、無理に話す必要はありません。
というのも、好感度の高い会話をする人は、話し上手というよりも聞き上手で、自然と聞き役に回ることができる人だからです。
好感度の高い会話をするのなら、自分の話はひとまず置いておき、相手の話を楽しく聞くことから始めるのがおすすめです。