待ちガイルされてムカついた日はラーメンが食べたくなる。エドモンド本田とかブランカに「ギュッ♪」と抱きしめられるくらい包容力がある優しいラーメンを食べて癒やされたい。可能なら超コッテリ系ラーメンを食べて味覚にフライングスモウプレス喰らわせたい。
ピヨり状態を『えどもんど中野』で回復せよ
そんなピヨり状態なとき、ラーメン屋『えどもんど中野』(東京都中野区中野5-56-12)で食べればライフ回復は間違いない。さっそくお店に行ってみると、やはり人気店、待ちが居る。行列ができていた。しかし、待てばこの先にうまいラーメンがあると思うと、この待ちは苦ではない。待ちガイルとは違うのだよ。
エネルギー充填して完璧に元気満タンにしたい
オーダーしたのは「ラーメン 豚2枚 半玉子」「うずらの玉子」「玉ねぎ」「黒ウーロン茶 2杯」。麺半分にしようかと思ったが、ここはエネルギー充填して完璧に元気満タンにしたいので、麺はそのまま通常量に指定。アブラとニンニクはマシマシだ。
自分が食べられる量をオーダーしよう
ちなみに『えどもんど中野』は大食い自慢の店ではない。よって「デカ盛りじゃなきゃダメ」とか「無理してでもデカ盛りにしないと良さが伝わらない」とか、そういうことは皆無。自分が食べられる量をオーダーしよう。食えもしないのにデカ盛りを注文し「だから言っただろー!」なんてことになっても知らない。
これ絶対ウマイやつ
目の前にやってきたラーメン。まずビジュアルで感動した。見てよこの豚。極厚で、見るからにホロホロな仕上がりで、表面はいい感じにザラッとしてる! 頭の中でイメージが膨らむ。この極厚ホロホロ豚にこってりスープをかけて食べたら、どうなるんだろう? 答はひとつ。絶対ウマイやつ。これ絶対ウマイやつ。
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さっそく別皿でやってきた玉ねぎとアブラをラーメンにかけて食べる。……うっめぇえええええええ! ヤッバ! こんだけコッテリでパワフルでエネルギッシュなラーメンなのに、実際に食べてみると、その繊細な旨味と味付けバランスに驚かされる! 極めて上品に仕上がっているので、どんどん食べ進めても、飽きないし、くどくないし、最高。千秋楽でもないのに感極まった。
豚! 表面からたっぷりとアブラとスープを吸収
まず豚の完成度に驚かされる。これだけ大きいとパサついててもおかしくないが、ガッツリ内部までホロホロ。そして表面からたっぷりとアブラとスープを吸収し、食べると肉汁とともに旨味が放たれる。たまらない。
玉ねぎのキレのある爽やかさと薫り
麺とスープの相性バツグン。個人的にはやや硬めに仕上げられていた印象。ニンニクとアブラとスープの融合最強エキスを纏い、すするたびに強烈でありながらも繊細なおいしさが味覚を包む。玉ねぎをトッピングして大正解だった。玉ねぎのキレのある爽やかさと薫りが、こってりテイストで強いコクを際立たせ、拍車をかける。たまらん!
ズズッとすすってガッとうずらの卵を堪能
ラストの楽しみは、スープをズズッとすすりながらうずらの玉子を食べる行為。ズズッとすすってガッとうずらの卵を堪能。それを何度も繰り返す。うずらがZEROになるまで。大満足な『えどもんど中野』での大一番だったのであった。ごっつぁんです!
ラーメン二郎インスパイア式ストリートファイターリスペクト系ラーメン屋『えどもんど中野』でラーメンを食べる。豚がホロホロ肉塊で塩気もバランス最強すぎて完璧ともいえるガチ豚。歩いてサクッと食いに行けるのマジ嬉しい。豚養分足りないとき近所にあるとマジ助かるお店❤️ pic.twitter.com/5rSywTLek4— クドウ@秘境メシ (@kudo_pon) June 3, 2024
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)