ASUSはCOMPUTEX TAIPEI 2024に合わせて開催したプレスイベントで、Windows PCの新カテゴリーであるCopilot+PC対応のノートPCとゲーミングノートPC、計10機種を発表。Copilot+PCの要件である40TOPS以上の処理能力を持つNPUを組み込んだAMD Ryzen AI 300シリーズやQualcomm Snapdragonプロセッサーを搭載したモデルがお披露目されました。

Zenbook S 16はRyzen AI 300シリーズを搭載

3K 120Hzの16インチディスプレイを搭載する「Zenbook S 16」は、AMD Ryzen AI 9 HX370プロセッサー搭載モデルを発表。最大50TOPSのNPUを搭載します。RAM容量は24GB。

天板には耐久性と美しさを両立するセラミックのハイブリッド素材を使った“セラルミナム加工”を施し、最薄部11.9mm、重量約1.5kgと薄型軽量な点が特徴。7月中旬以降に発売を予定しています。

Vivobook SにはSnapdragon搭載モデルとRyzen AI 300シリーズ搭載モデル

5月に発表された「Vivobook S 15」には、最新のAI対応Qualcomm Snapdragonプロセッサー搭載モデルを追加することが発表されました。一部モデルが7月下旬以降に発売されます。

7月中旬以降に発売する「Vivobook S 16」「Vivobook S 14」には、最上位構成でAMD Ryzen AI 9 HX370プロセッサーを搭載します。厚さ15.9mmと薄型で、S 16は重量約1.5kg、S 14は重量約1.3kgと軽量。7月1日に詳細情報の発表とASUS Storeでの予約開始を予定しています。

日本から参加したプレス向けに、Vivobook S 16とVivobook S 14の想定価格が20万円台前半であることが発表されました。

ProArtにはRyzen AI 300シリーズ搭載2モデルとSnapdragon搭載モデル

クリエーター向け製品の「ProArt」シリーズには、AMD Ryzen AI 9 HX370プロセッサーと最上位構成でNVIDIA GeForce RTX4070Laptop GPUを搭載する「ProArt P16」と「ProArt PX13」を発表。

P16はクラムシェル型ノートPC、PX13はディスプレイを回転してテントスタイルで使用できる2in1 コンバーチブルノートPCです。いずれも7月中旬以降の発売を予定しています。

さらに、最新のAI対応Qualcomm Snapdragonプロセッサーを搭載する「ProArt PZ13」を発表。

キーボードを着脱できるデタッチャブル2in1ノートPCで、MIL STD 810Hに準拠しIP52の防塵防滴に対応するタフネス仕様。厚さ9.0mm、重量約880gと薄型軽量で、長時間バッテリーを搭載するため、屋外での作業にも適しているのが特徴です。7月中旬以降の発売予定。

ROG Zephyrus G16にRyzen AI 300シリーズ搭載モデル

ROGブランドのゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G16」には、AMD Ryzen AI 9 HX370プロセッサー搭載モデルを発表。NVIDIA GeForce RTX4070Laptop GPUを搭載し、CPUは31TOPS、NPUは50TOPS、GPUは321TOPSのパフォーマンスを実現しています。3月に発売された2024年モデルのスリムで洗練されたデザインと、天板に発光パターンを表示する「SLASH LIGHTING」を採用。8月以降の発売を予定しています。

TUF GamingにRyzen AI 300シリーズ搭載2モデル

ASUSブランドのゲーミングノートPC「TUF Gaming A16」と「TUF Gaming A14」に、AMD Ryzen AI 9 HX370プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX4070Laptop GPUの搭載モデルを発表。

スタイリッシュなデザインを採用し、A14は厚さ16.9mm、重量1.46kgと特に薄型軽量。シーンを選ばずに使用できます。8月以降の発売を予定。

2024年6月7日(金)20時から配信する「ガジェット通信 LIVE」では、今回台北で開催されたASUSのプレスイベントとCOMPUTEX展示の模様を動画を交えて紹介します。

ASUS最新製品をチェック! COMPUTEX TAIPEI 2024特集 / ガジェット通信LIVE #158(YouTube)

https://www.youtube.com/live/CepUI__x5no

取材協力:ASUS JAPAN