ミヒャエル・ハネケに師事し、“幸せをもたらす花”を描いたスリラー『リトル・ジョー』で観客をゾッとさせたジェシカ・ハウスナー監督の新作が日本上陸決定。少食を推奨する“最新の健康法”をめぐるスリラー『クラブゼロ』が、少々先だが12月6日に公開される。6~7月開催の「オーストリア映画週間2024」でいち早く上映されるほか、監督の来日も決定している。

名門校に赴任してきた栄養学の教師・ノヴァク。彼女は“意識的な食事(conscious eating)”という食事法を生徒たちに教える。それは、「少食は健康的であり、社会の束縛から自分を解放することができる」というもの。無垢な生徒たちは彼女の教えにのめり込み、事態は次第にエスカレート。両親が異変に気づきはじめた頃には時すでに遅く、遂に生徒たちはノヴァクとともに“クラブゼロ”と呼ばれる謎のクラブに参加することになる。生徒たちが最後に選択する、究極の健康法とは?

主演は、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)、『クリムゾン・ピーク』(15)のミア・ワシコウスカ。ハウスナー監督から直々にオファーを受け、生徒たちを言葉巧みに魅了する謎めいた教師ノヴァクを演じた。併せて解禁されたポスタービジュアルでその姿を見ることができる。頼もしさの裏に何かを隠しているような、ものすごく意味深な表情をしている……。

本作は、東京・渋谷のイメージフォーラムで6月29日(土)~7月5日(金)にかけて開催される「オーストリア映画週間2024 [Our Very Eye 揺るぎなき視線]」でいち早く上映予定。ジェシカ・ハウスナー監督が来日し、上映会に登壇する。

『クラブゼロ』

12月6日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国公開

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