ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。』(今日好き)シリーズの最新作『今日、好きになりました。プサン編』の最終話が2024年6月3日(月)に放送された。
今回は、継続メンバー4名、新規メンバー5名の計9名が旅に参加している。
メンバー紹介
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“プサン編 ”には、女子5名・男子4名の計9名が参加した。
女子は、継続メンバーの早坂ゆう(ゆう・高校3年)、古園井寧々(ねね・高校3年)、新規メンバーの倉八音羽(おとは・高校2年)、瀬川陽菜乃(ひなの・高校2年)、土屋惺来(せいら・高校1年)の5名。
男子は、継続メンバーの川端輝(てる・高校2年)、富口大夢(ひろむ・高校2年)、新規メンバーの阿部創馬(そうま・高校3年)、坂本ジェルー寿真(じゅま・高校3年)の4名。
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『今日、好きになりました。プサン編』最終話
告白前に涙…ゆうの想いとは?
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告白の前、ゆうはそうまを呼び出す。そうまがやって来ると、ゆうは「気持ちを伝えたくて…」と話し始めるが、思わず涙が溢れてしまう。そんな状況に戸惑いつつも、「気持ちは伝わったし、嬉しい」「話せてよかった」と慰めの言葉をかけるそうま。結局、まともに会話ができないまま2人は解散したが、ゆうはそうまが去った後「気持ちがごちゃごちゃでわかんない」と言っていた。今回の「プサン編」で今日好きの旅に参加するのが3回目となるゆう。1回目、2回目の旅で恋が実らなかった分、今回の旅に懸ける想いは相当強かったのだろう。
一方で、ひろむはねねを誘っていた。2日目の遊園地で、ねねに「気持ちには応えられない」と断られてしまったが、それでも彼女のことが1番好きだと言い、「俺はもうこの後の告白には行かないんだけど、誰よりもねねちゃんのことを応援してます!」と、最後に気持ちを伝えて去った。
ひろむと別れた後、ねねはてるのもとに駆けつける。最後にねねとの思い出を残したいてるは、彼女を誘って海辺に向かって歩き出す。砂浜に着くと、てるは「ねねちゃんが昨日悩みを言ってくれたやんか」「それを解消する魔法の言葉を書きたいので、ちょっと見ててくれませんか?」と、文字を書き始めた。てるが書いたのは「未来」。2日目の遊園地で、「まだ付き合った後の未来が見えていない」と悩んでいたねねの言葉を、てるは覚えていたのだ。
「どうですか?未来、見えてますか?」とてるがねねに聞くと、彼女は笑顔で「見えてます」と答えた。てるのユーモアあるアピールに“恋愛見届け人”たちも感心する。そして、2人で一緒に「未来」の文字の上に「明るい」と書き足した後、てるは「ねねちゃんと一緒に明るい未来を見たいです」と気持ちを伝えた。
粋なプレゼントを用意する男子メンバーたち
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今回の旅で、3人の男子から想いを寄せられているモテ女子・ねね。てると別れた後そうまのもとに行く彼女は、まだ彼とてるの2人で迷っているのだそう…。また、そうまと会話があまり続かないことに不安を抱いているようだ。彼女の今の気持ちを聞いたそうまは、「確かにまだ完璧に素を出せてないのかも」と言い、2人の間に少しぎこちない空気が流れる。
そんな中、そうまは続けて「1日目に食べた“幸福の種”(チョコ)のこと覚えてる?」「あの種から花が咲いたんですよ!」と、ねねが好きな水色と白色の花をプレゼントした。花の名前は、デルフィニウム。花言葉は、白が「可憐な瞳」、水色が「あなたを幸せにします」。まさに、そうまからねねへの気持ちを表すのにぴったりだ。
一方で、じゅまはゆうを呼び出していた。「率直にどうですか?今の気持ち的には」とじゅまから聞かれると、ゆうは「まだわからん…」と言葉を詰まらせてしまう。じゅまは、ゆうを慰めつつ「俺が見て来た中で1番可愛いキャラクターを描いてきた」と、彼女に手描きのイラストを見せる。紙には、ゆうに見立てた白い猫のキャラクターが描かれ、絵の横には「大好きです」の文字が。
そして、「色々不安があると思うけど、俺はもしゆうちゃんと成立した後の未来が楽しみなの!」と真っ直ぐに気持ちを伝えた。ゆうは「じゅまくん、初めてのことをいっぱいしてくれるから嬉しい」「こんなことしてもらったことない」と号泣し、じゅまは自分のハンカチを取り出して彼女に渡してあげた。
モテ女子・ねねが選んだ相手は…?
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いよいよ告白の時。ねねのもとに、そうまとてるがやって来る。まずは、そうまが「この2泊3日で、ねねちゃんともっと喋りたいしもっと知りたいと思った」「自分がねねちゃんのことを幸せにしたい、大好きです!付き合ってください!」と告白。続けて、てるは「僕は、この旅でねねちゃんとの明るい未来が見えました」「思い描いた未来を一緒に実現して欲しいです!」と告白した。
しかし、ねねは「一緒に過ごした時間は楽しかったけど、やっぱり友達感覚が強くて恋愛感情には至りませんでした」とてるの告白を断った。また、そうまにも「趣味が合うのは嬉しかったけど…話している時に一瞬盛り上がるけど、その後に無言の時間が続くのが気になった」「だから、好きという感覚までにはならなかったです。ごめんなさい」と告げた。男子2人は、「最後まで悩んで考えてくれてありがとう」とねねに感謝を告げて去って行った。
その後のインタビューで、「思ってたことを曖昧にして付き合うんじゃなくて、しっかり気持ちを伝えられてよかったです」と語るねね。最初は清々しい表情だったものの、話していくうちに「以前の旅で成立した後の失敗も踏まえて、今回は長く付き合いたいと考えていた」「だからこそ、未来が余計に不安になっちゃった」と涙を流していた。
しかし、最後は笑顔で「いつか、プライベートでも『今日、好き』でも、本当に好きって思える彼氏を見つけて結婚します!」と宣言。彼女の恋愛に対する誠実な態度に共感した視聴者もいるはずだろう。
涙ながらに語るゆう「こんな素敵な人に出会えたのは初めて」
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次に、ゆうのもとにじゅまがやって来る。「ゆうちゃんは自分の中でずっと憧れの人だったし、今回の旅でゆうちゃんの色んな魅力に惹かれました」「まだ俺のことを完全に好きではないかもしれないけど、それを吹き飛ばせるくらい俺が絶対楽しませます!」と熱い想いをぶつけるじゅま。
しかし、ゆうは「絵を描いてもらったり好きって気持ちを伝えてもらったりしたのは、ほんまにめっちゃ嬉しかった」「(じゅまのことを)好きになろうと思ったんよ、でも恋愛感情の好きっていう気持ちにはならなくて…ごめんなさい」と彼の告白を断った。
その後のインタビューで、じゅまは「色んな自分の弱いところに気づけた旅でした」「やっぱり2日目に(ゆうと)離れたのが悔しかった、もっと絶対こうできてたと思う」と語る。ゆうは、「こんな素敵な人に出会えたのは初めてだったから、好きになりたかったけどなれなかった」「今までたくさん泣いて来たけど、ハンカチを渡してくれたり慰めの言葉を伝えてくれたりしたのは、じゅまくんが初めてでした」と涙が溢れ出す。その手には、じゅまに返し忘れたハンカチが握られていた。
今回の旅で成立したカップルはゼロ。なんと、「卒業編2023」以来約1年3ヶ月ぶりにカップルが1組も誕生しないという結果に。メンバーたちがそれぞれの恋に悩み涙する場面が多かったが、それぞれが新たな幸せを見つけることを願いたい。