30代の半ばに差し掛かっているなら、それは女性の印象の分岐点です。一歩間違えると、幼稚なオバさんに成り下がり、周りから敬遠される存在になってしまいます。
大人な女性と幼稚なオバさんなら、断然、大人な女性になりたいですよね。そこで今回は、大人な女性と幼稚なオバさんの違いと、魅力的な大人の女性に見せるコツについてご紹介します。
大人な女性と幼稚なオバさんの違いとは
承認欲求の強さ
大人な女性は、いい意味で自分に自信があるため、承認欲求はほとんどありません。
周りから「すごいね」とか「うらやましい」などとわざわざ声をかけてもらわなくても、自分で自分を認めて満足しているので、自慢話をしたり、SNSで脚色した私生活をひけらかすようなこともありません。
幼稚なオバさんは、承認欲求が強く、周りに褒めてもらうことが生きがいです。自慢するようにブランド品を持ち歩いたり、SNSで自分の良いところばかりをアピールしたり、周りに自分をよく見せようという欲望を丸出しにしています。
常に自分が他人よりも一段上にいたいという、マウンティング欲求もあります。
男性に対する態度
大人な女性と幼稚なオバさんには、男性に対する態度にも違いがあります。
大人な女性は、男性にも女性にも、誰に対してもフラットに接します。変に自分を取り繕うことなく、いつも明るく爽やかです。
一方で幼稚なオバさんは、上目遣いや猫なで声など、女の武器を使って男性に媚びを売り、いつも男性の目を意識した行動をしています。
ある程度歳を重ねてまで男ウケを狙った行動は痛々しいですよね。この痛々しさが幼稚な印象を与えてしまうのです。
周りへの配慮
大人な女性は、いつも周りに配慮した行動を取ることができます。
自分勝手なことを言って他人を困らせるようなことはなく、TPOを意識してファッションや言動をコントロールすることができるので、周りと衝突したり壁を作ったりすることがありません。
幼稚なオバさんは、自分のやりたいことや言いたいことを優先するわがままなところがあります。
誰にも迷惑をかけずに好きにやるのなら問題ありませんが、幼稚なオバさんはその場にふさわしくない装いや発言で、周りに迷惑をかけながらもやりたいことを押し通そうとします。これでは、誰だって関わりたくないと思いますよね。
素直さ
大人な女性は素直です。なぜなら、自分の得意なことやそうでないことを知っていて、能力の限界をわかっているため、変に見栄を張ろうとしないからです。
たとえば知らないことに直面した時も、相手が誰であろうと「知らないんだけど、教えてもらえる?」と素直に聞くことができます。
また、ミスをしたときには、都合の悪いことを隠そうとするのではなく、きちんと「ごめんなさい」と謝ることができます。これらは当たり前のようですが、歳を重ねるほどにプライドが邪魔をするようになり、素直になることが難しくなります。
幼稚なオバさんは、知ったかぶりをしたり、知りもしないことをしゃべったり、自分を大きく見せようとあれこれ画策します。
周りにはその姿がかえって情けなく映り、ムキになってフル回転する様子が幼く見えて、「そんなに頑張らなくてもいいのに……」と同情すら誘うのです。
自分をコントロールする力
大人な女性は、自分の行動や感情を上手くコントロールすることができます。
苛立つことが起きても、何が原因か、どうすればいいのかなどを冷静に考え、怒りの感情に支配されて自分を見失うようなことはありません。ですから、口調も行動も穏やかで、いつもと変わりません。
一方で幼稚なオバさんは、苛立ったときは「なんでこうなったのよ!」と自分勝手に感情を吐き出し、周りで聞いている人が嫌な思いをしようがお構いなし。
自分に非があるかもしれないなんてことは一ミリも考える余裕がなく、とにかく瞬間湯沸かし器のように感情が沸騰したらそのままドカンと爆発させなければ気が済みません。八つ当たりすることもしょっちゅう。職場では要注意人物でしょう。
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男女ともに愛される♥大人な女性になるには
笑顔でいること
笑顔でいる人には親しみが湧きますよね。いつも笑顔でいると、自分自身も気分が良くなり、気持ちが安定しやすくなります。
笑顔でいることは、自分にとっても周りにとってもメリットばかり。無理に笑顔を作る必要はありませんが、できるだけ心がけてみてください。
背伸びしない
周りに年下が多くなると、ついついいらないアドバイスをしてしまいがち。「年上だから」という理由だけで知ったかぶりをしてしまい、恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。
大人な女性は、背伸びせず等身大です。自分の力を知り、ありのままの自分を認めてあげましょう。
怒らない
他人に怒るのは、その人に変わってほしいと思うから。しかし、結局は他人を変えることなんてそう簡単にできないのです。
もちろん、誰かが間違ったことをしていれば指摘することは必要ですが、「怒り」という自分の感情をぶつけるのではなく、事実を静かに伝えるのみでいいのかもしれません。