元メジャーリーガーの五十嵐亮太(45歳)が、ABEMA野球公式YouTubeで公開された動画「MLBワイドショー」に出演。“選手と通訳の関係”などについて語った。
“通訳”をテーマにした今回の動画で、ABEMAのMLB中継で実況を務めているDJケチャップが「(通訳の)給料ってどれくらい?」と質問。MLBアナリストの福島良一氏が「球団が雇う時はこのくらいの金額」と具体的な数字を口にすると、DJケチャップは「アメリカで生活しようと思ったら、まあまあ厳しくない?」と苦笑い。これに、五十嵐は「通訳さんは儲けられる仕事ではないですね…」と語った。
また、五十嵐は「選手によっては、通訳や代理人に買い物をお願いするため、カードや現金をそのまま渡すこともある。身の回りの支払いを電話でやり取りすることもあるから、カード番号をメモして渡すこともある。僕の代理人はすぐにメモを処分してくれたけど…」と、選手と通訳、代理人の密接な関係を証言。
そして「お金がたくさん動くと、悪い人が嗅ぎ付けてしまうこともあるんです。球団関係者が選手のサインを売って、自分のお金にしていたという話も聞いたことがあるし、こういう話はいろんな所で聞く。悪いことをしようとする人が一定数は存在している」とヒリヒリする“野球界のリアル”を激白。
DJケチャップは「お金がたくさん集まる環境に身を置くと、どの職種でもそういう行動に出る人が中にはいる。通訳さんだけがこういう色眼鏡で見られちゃうのは可哀想やね…」と話すと、五十嵐は「それはそうですよ」と頷いた。