元メジャーリーガーの五十嵐亮太(45歳)、元米独立リーグ選手の仁志敏久(52歳)が、ABEMA野球公式YouTubeで公開された動画「MLBワイドショー」に出演。米国での経験から、通訳の必要性について語った。

“通訳”をテーマにした今回の動画で、五十嵐はメジャーリーグ時代の通訳について「僕はアメリカと日本のミックスの人だった。アメリカ育ちで、言葉のニュアンスも上手く通訳してくれた」と答えた上で、「MLBの3年目は通訳を付けなかった。でも、通訳がいた時期と比べて、チームメイトが話しかけてくれるし、会話が弾むんです。通訳がいると、『彼を挟んで会話しないといけないのかな?』と気を遣われるみたい。つまり、通訳がいない方がチームメイトと仲良くなれるんですよ」と明かした。

これに、ABEMAのMLB中継で実況を務めているDJケチャップは「今の大谷翔平選手がまさにそうやんな。ベンチに通訳がいない時の方が、チームメイトとコミュニケーションを取っているように見える」と納得。

また、米独立リーグでプレーした仁志も「生活のベースだけは知り合いにやってもらっていたけど、基本的には通訳がいなかった」と話すと、DJケチャップは「野球用語は分かるんですか?」と驚愕。仁志は「だいたい大丈夫。日本みたいなサインはほぼ出ないから」と返した。

続けて、仁志は「俺がいたチームは田舎のチームで、地元出身の選手の中には、俺ら“外国人”と話すのが少し苦手な選手もいる。そういう選手には自分から話しかけにいくようにして、心を開いてもらった」と振り返り、五十嵐も「そういう選手いるいる。いろんな人がいるからこそ、自分から合わせにいこうと思っていた」と共感した。