橋本涼さんと髙石あかりさんが共演しているドラマ『墜落JKと廃人教師 Lesson2』(MBS/TBSドラマイズム)が6月18日より放送がスタートします。

本作は2023年4月にMBSドラマ特区枠で放送された、クズ教師とネガティブJKのローテンションラブコメディ『墜落JKと廃人教師』の続編となっており、今作では女子高生・落合扇言(おちあい みこと)と“クズ教師”の灰葉仁(はいば じん)との出会いから1年が経ち、濃く惹かれ合う2人の関係性が描かれています。


©︎sora・白泉社 ©「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS

今回は灰仁演じる橋本さんと扇言演じる髙石さんの2人にインタビューを行いました。作中で絶妙な掛け合いを見せている橋本さんと髙石さんは、前作を経てどのように撮影に挑んだのでしょうか。初共演となる楽駆さんの印象や作品の魅力を語ってもらいました。

SPECIAL INTERVIEW

橋本涼「1つ自分の夢が叶った」


©︎sora・白泉社 ©「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS

——1年ぶりの続編となりますが、放送が決定した時の心境を教えてください。

橋本涼(以下、橋本)「ちょうどHiHi Jetsの番組の打ち上げ中にお話を聞いたので、自分も大歓喜、メンバーも大歓喜で、その場で祝ってもらいましたね。Lesson1が終わった時に、プロデューサーさんと続きをやりたいねというお話をしていたので、1つ自分の夢が叶ったなという感じがあります」

髙石あかり(以下、髙石)「Lesson1のタイミングで、タイムカプセル動画というか、橋本さんとスタッフさん達と続編があったらといいなという気持ちで動画を撮ってみようと言って撮ったものを今回出せたんです。それが本当に嬉しかったですし、みなさんのコメントを読むと、私以上に待ってくださっている方たちが本当に多くて……。やっとみなさんの思いに応えられてすごく嬉しいです」

——前作の反響も大きかったと思います。

髙石「ちょうど撮影中に1話が放送されていたのですが、撮影中にTVerのお気に入りの数が伸びていくのをリアルタイムに感じながら撮影していたのが新鮮でした(笑)みなさんの声援のおかげで頑張れたなと思います」

橋本「確かに、リアルタイムで今2万、5万、6万……ってやってたよね(笑)普通はこういうのって隠すと思うんですけど、『墜落JKと廃人教師』ならではの家族感があって良いなと思いました。それを見ていたプロデューサーさんが差し入れをくださったりして、本当にあったかい現場だなと思いましたね」

——田村海琉さんと村上健志さんとは久しぶりに共演をされましたが、いかがでしたか?

橋本「村上さん、久しぶり感ありました?」

髙石「全然なかったです(笑)」

橋本「なかったよね(笑)クランクインですってなった時も、いい意味で久しぶり感がなくて、前回のクランクアップから1週間後くらいで撮っているんじゃないかと思うくらいのテンション感でしたね。かずにゃん(田村)に関してはLesson1を経てその間舞台の稽古とかを経験した影響なのかすごくお芝居を楽しんでくれていて、先輩としては嬉しいです」

髙石「田村さんも会った感じは本当に変わってなくて。みんなで大人になったかもしれないねって言っていたんですけど、大人な雰囲気みたいなのもありつつ、純粋な部分は変わってなくて、前回と同じ感じで撮影に臨めました」

——今回から新キャストとして楽駆さんが加わりましたが、共演されていかがですか?

髙石「楽駆さんの役は紙袋をずっと被っていて言葉を発さないので、目を見ながらのお芝居が多くて新鮮な撮影でした」

橋本「楽駆さんがすごく優しくて楽しみながら撮影できました。楽駆さんは役者として活動しているので、話を聞いていてもすごく面白くて、個人的には勉強になりましたね」

撮影した映像があまりにも綺麗で驚きました

——前作で役を経験して、今回はどのようなことを意識して演じましたか?

橋本「今回は本読みをしっかりさせてもらったんですけど、そこでの前回の反省じゃないですけど、お話ができたのは嬉しかったですね。それを踏まえた上で、今回はもっとこうしようかみたいなことを真剣に話す時間があって、その時間もすごく楽しかったです」

髙石「続編が決まって原作を読ませてもらった後に、自分のLesson1の映像を改めて見た時に、1年を経て変わっている部分があって、もっと扇言としてこうしたいという欲が出てきたんです。Lesson1とのギャップに葛藤みたいなものがあったのですが、そこを枝監督が少しずつ少しずつ折り合いをつけながら接してくれて、自分の中でも満足のいく扇言が演じられたんじゃないかなと思います」

——前作から監督が変わったと思うのですが、何か変わったことはありますか?

髙石「全然違います。監督はSNSで『ビジュアルだけはほんとに約束させてください』とコメントされていたので、どんな感じのビジュアルになるのか楽しみにしていたのですが、“人間を撮るスペシャリスト”だな、と。映像のすごさは1話を見ただけでも一瞬でわかると思います」

橋本「ドラマってなんだっけと思ってしまうくらい美しい映像で……。撮影中に2人でモニターの映像を見た時に絵があまりにも綺麗だったので驚きました。Lesson1ではいわゆる夫婦漫才感がすごく面白いなと思うんですけど、そこはほんとLesson2でも変わってなくて。2人の世界観を枝さんが撮ってくれたおかげで、すごくいいものが作れた実感があります」

新しい恋愛の形にも注目してほしい


©︎sora・白泉社 ©「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS

——「Lesson2」では前作よりもお2人の掛け合いが見どころだなと感じました。お2人の掛け合いはいかがでしたか?

髙石「より漫才感が強くなっているというか、お互い鋭くなっているような気はしました。阿吽の呼吸ではないですけど、お互いがこのテンポならこうかなというのがわかっていたので、そこまでお芝居についてのやり取りは少なかったです」

橋本「確かにね。アドリブ言ったらすぐに返してくれるんですよ(笑)たい焼き屋さんの前で扇言が仁に対して、『(先生は)典型的なストーカー』みたいなことを言った時に、仁が返す言葉があるのですが、その台本が元々少しオネエ口調で。でも、現場でやった時に、プロデューサーさんと話してみて違うなとなって、普通のアドリブのテンション感でやってみたんです。そしたら完璧に返してくれたので、ぜひそこは見てみてほしいですね」

髙石「教卓を囲んで追いかけっこするシーンがあるんですけど、そこもセリフはなくて、ただ校長先生が来たって言うお芝居があったんですけど、リハーサルが終わった後に橋本さんがこそっと『校長先生って言ったら面白いかもしれないですね』とアドバイスをくださってやってみたら面白くなって。あそこはアドバイスいただいたからできたものかなと思います」

橋本「それをしっかり枝さんが使ってくださるんですよ。やっぱりアドリブを使われると嬉しいなと思いました」

——最後に本作の見どころを教えてください。

髙石「1話からちょっとした伏線ではないですけど、どっちも何かあるなというお芝居をしているので、2人の抱えているものだったりがだんだんと表に出てくる過程を見ていただけると、一人ひとりのキャラクターの心がより見えてくるかなと思います」

橋本「Lesson1がどちらかというと2人の出会いを全面的に描いていたので、Lesson2からは2人が出会って1年後なので、より深い関係性を見てほしいです。逆にそういう関係になれたからこそ、お互いの色々思っていることが気になってくるんですよ。そういうところを見てほしいなと思いますし、新しい恋愛の形にも注目してほしいです」

髙石「あと1ついいですか?扇言と仁が結構積極的なので、先生の振れ度もやっぱ変わってきますし、仁に言葉を返す扇言の返事もLesson2ではまた少し変わってくるので、そこも楽しみにしていただけたらなと思います!」

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INFORMATION

ドラマ『墜落JKと廃人教師 Lesson2』

2024年6月18日(火)スタート 毎週火曜 24:59~(MBS)25:28~(TBS)

2024年6月11日(火)episode 0(特別総集編)放送

《出演》橋本涼、髙石あかり / 田村海琉、村上健志、小川暖奈/ 楽駆

《原作》sora『墜落JKと廃人教師』(白泉社「花とゆめ」連載)

《監督》枝優花、高橋名月

《脚本》高橋名月、下 亜友美

《OP版主題歌》音羽-otoha-「先生布告」(Sony Music Labels)

《プロデューサー》上浦侑奈(MBS)、瀬島翔(スタジオブルー)

《制作プロダクション》スタジオブルー

《製作》「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS

《公式サイト》https://www.mbs.jp/tsuirakujk2/

©︎sora・白泉社 ©「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS