上方落語を代表する落語家・桂ざこばさんが、ぜんそくのため、6月12日に亡くなった。76歳だった。米朝事務所が発表した。

米朝事務所の公式サイトなどに掲載された訃報では、「弊社所属 桂 ざこば(本名・関口 弘)が、喘息のため、6月12日(水)午前3時14分、自宅にて息を引き取りました。通夜・葬儀は、故人及びご家族のご意向により家族葬とさせていただきます。お世話になった関係者の皆様、応援してくださった皆様に深く感謝しますと共に、謹んでお知らせ申し上げます」と伝えている。

ざこばさんは1947年生まれ、大阪府出身。三代目桂米朝さんに入門し、1988年に二代目桂ざこばを襲名、上方落語を代表する落語家になると共に、関西のテレビやラジオでも多くのレギュラーを務め、お茶の間の人気も博した。