ジュード・ロウは“若い頃の容姿”をもっと活かしておけば良かったと後悔しているそうだ。現在51歳のジュードは、若い時にはイケメンの役を意図的に避けていたというが、今となっては存分に満喫しておけばよかったと感じているという。
DuJour誌のインタビューでジュードはこう話す。
「ハンサムな役に偏っていたことはなかったんだけど、魅力的な役はあった」
「20代前半の頃は自分の容姿が関係ない役を演じようとしていたけど、たるんで頭が薄くなった今は、それをもっと活かしておけばよかったと思うね」
ベテラン俳優になるにつれ、「魅力が全く感じられないような」役を演じるようになってきたと話すジュードは、「そういうモードにならなくて済むことは満足感が得られる」と続ける。
そして新作「ファイアブランド」で演じるヘンリー8世役に向けては、体格だけでなく臭いまで役作りをしたとして、こう話している。
「3つ先の部屋からでもヘンリーの臭いがしたという説をいくつか読んだ。彼の足はひどく腐っていたんだ」
「ローズオイルでその臭いを隠していたらしい。だから僕もすごい臭かったらとてもインパクトがあると思ったんだよ」
そのために、特別な調香師に臭い香りを作ってもらったとして、「彼女は血と汚物、汗が混ざったようなすごい香りを作り出した。最初は少ししかつけなかったんだけど、だんだん思いっきりスプレーするようになった」と説明している。