「悪くなっているわけではないのに、食べないのはもったいない」と思っている人は多いだろう。

 

■「賞味期限が切れた食品を食べた」経験は…

Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女739名を対象に実施した調査では、全体で94.5%の人が「賞味期限が切れた食品を食べた経験がある」と回答した。

男女別に見ると、男性は92.1%、女性は96.8%という結果になっている。

 

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■息子が賞味期限を気にするように…

編集部が話を聞いた30代の女性は、「賞味期限は“味が保証されている期限”だと思っているので、そこまで神経質に考えていなかったのですが、息子が細かくなってしまって…」とため息をつく。

小学校高学年の息子は学校で食品衛生について学ぶ機会があったようで、それ以来、賞味期限をチェックしては「期限が過ぎている」として、口にしたがらなくなってしまったという。

 

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■「賞味期限」と「消費期限」の違い

知っている人も多いだろうが、改めてここで「賞味期限」と「消費期限」の違いについて押さえておこう。簡単に言うと、賞味期限は「おいしく食べられる期限」で、消費期限は「安全に食べられる期限」だ。

賞味期限は、袋や容器を開けないまま書かれた保存方法を守って保存していた場合に、「品質が変わらずおいしく食べられる期限」のこと。つまり期限が過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではない。

一方の消費期限は、弁当や惣菜、ケーキなどのすぐにいたみやすい食品に表示されており、食品メーカーなどは消費期限が過ぎたものは食べないよう呼びかけている。

 

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■これからの季節は食中毒にも注意

というわけで、9割以上の人に賞味期限が切れた食品を食べた経験があるというのは、間違いではないだろう。しかし、これからの季節は気温も湿度も上がってくるため、食中毒やO-157なども気になるところ。

賞味期限も消費期限も、「袋や容器を開けないまま書かれた保存方法を守って保存していた場合」に限られている。思わぬ体調不良に見舞われないためにも、食品の扱いには十分に注意していきたい。

(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

調査期間:2024年4月19日~2024年4月23日
対象:全国10代~60代男女739名 (有効回答数)