40代に突入すると生活環境の違いから、昔の友達と会う時間がなかなか取れないことがあります。
ちょっとした愚痴や悩み相談できる新しい友達が欲しいと感じる方も多い年代です。
はたして、友達は何人いれば安心と言えるのでしょうか。今回は、40代で考える友達事情についてご紹介します。
40代で考える「友達は何人いれば安心?」
まず初めに、40代で考える「友達は何人いれば安心?」の疑問について解説します。
1~3人
40代の友達は1〜3人いれば安心と言えます。多過ぎず少な過ぎず、無理なく交友関係を築くことができます。
それぞれ違うコミュニティの友達であれば、気兼ねなく話をすることができるでしょう。しかし、あくまでも一般的な目安と言える数字となります。
人によって異なる
40代の「友達は何人いれば安心?」の話題も、人によって異なると言えます。
外向的な方は多くの友達がいることに充実感を得ます。友達は10人以上は欲しいと思うことがあるかもしれません。
一方、内向的な方は少人数の友達と深い話ができることに喜びを感じやすいです。
40代の友達事情としても、性格・価値観によって、人それぞれベストな状況は異なると言えます。
絶対的な安心はない
40代で友達を心の支えにしている方は注意。交流を持つほど悩みも増えます。
なんでも話せる友達がいても、口が堅いとは限りません。無自覚に他の人に話を漏らしていることも珍しくありません。
また、あなたがピンチに陥った時は、上辺だけは同情しても、具体的に助けてくれる存在ではないです。最終的には自分の力で道を切り開かなければならないことを押さえておきましょう。
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友達が多いのはいいこと?
続いて、40代で友達が多いのはいいことかどうかについて解説します。
友達は多ければ多いほど良いわけではない
結論から言いますと、友達は多ければ多いほど良いとは限りません。何事もメリットがあればデメリットも存在します。
友達が多い方は人気者に見えます。しかし、人の嫌な部分も目にする機会があります。
土日は遊ぶ予定でパンパンで、自分一人の時間が取れないことも珍しくありません。
まず「友達は多いほど幸せ」という思い込みを持つのをやめましょう。
友達が多いほどトラブルも起きる
40代で無理に友達を作ると苦労が絶えない場合があります。アドラー心理学でも、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。」と言われているほどです。
友達と仲違いして、眠れぬ夜を過ごすこともあるでしょう。仲が深まるほど遠慮がなくなり「車で迎えにきて」など、良いように扱われることもあるかもしれません。
物事を深く考えやすい方は、友達が多いほど悩みが増える場合があります。
見栄っ張りな人ほど友達を多く欲しがる
見栄っ張りな40代ほど、友達を多く欲しがる傾向があります。充実した人生を送っていると思われたいからです。
「一人ぼっち=可哀想な自分」ではいたくない方です。しかし、焦って友達を欲しがる方こそ、自信のなさの表れがあると言えます。
友達の数より慕われていることの方が大事
40代の友達事情として、数にこだわるより、どれだけ相手に慕われているかの方が大事です。100人の友達がいても上辺だけの付き合いでは虚しいです。
一人ひとりの友達としっかり向き合い、心の交流を深められる人の方が良い人生を送れます。
友達が欲しくなった理由を振り返る
40代で急に友達が欲しくなった方こそ、悩んだきっかけを振り返ると、自分自身について深く知れる他、冷静な対応を取れます。
人によっては、SNSでキラキラした投稿を見て、嫉妬心が刺激されたということがあるかもしれません。
「本当に自分も同じことをしたいのか」と、論理的に考えると衝動的な行動は取りにくくなります。
自分が自分の一番の理解者になる
40代で友達が欲しい方こそ、自分が自分の一番の理解者になりましょう。友達は寂しさを埋めてくれる存在ではありません。
カウンセラーの役割を求め出すと、話に共感してくれないだけで「嫌い」と感じることがあります。
自己肯定感がある方こそ、むやみやたらに友達を欲しがることはしません。
今の友達を大切にする
40代で新しい友達を作るより、今ある関係に目を向ける方法もおすすめです。
先に真摯な態度を取ると、相手も同じく思いやりのある対応を返してくれる場合があります。
年賀状のやり取りをしている相手にLINEや手紙を出してみると、再び縁を紡ぎ出すことができます。