言うことがコロコロ変わる心理になりやすい人に対しては、信頼できない…と感じてやりとりがしづらいと感じるケースもあります。

ではどのような理由や思いから、言うことがコロコロ変わるのでしょうか。本音を知ることにより上手く対応できるようになる可能性があるのです。

1.責任を負いたくない
自分が言ったことが間違っていた場合に、人から責められたくないという思いを持つ人もいます。

このため曖昧な答え方をする時もあるでしょう。でも聞く側が違う受け取り方をしてしまうリスクもあるのです。

この時に「そういう意味で言ったわけじゃないの」と言われると、責任逃れをしたいのかな…と思ってしまう場合も。

でも「どちらにもとれる返事だったから」と穏やかに言うようにすると、これからは気を付けようと相手が自然に思う可能性があります。

2.見栄を張りたい気持ちがある
物知りで頼れる存在だと、周りから思われたいと考える人もいるでしょう。このため言うことがコロコロ変わる心理が働くケースもあるのです。

そして自分をよく見せるためにと思い、つい嘘を重ねてしまうこともあるでしょう。でも段々と自分でも苦しくなり、人と接するのが苦手になる場合もあるのです。

相手の良い面を褒めるようにして、自信を持ってもらうのもひとつの方法ですね。そうすると「もっと自分らしくいよう」と考えて、心を開いてくれると期待できるでしょう。

3.人に合わせる方が楽
自分の考えを通すよりも、人に合わせる方が楽という考え方もありますよね。このため相手の話に同調するようにして、自分の意見をあまり言わないタイプの人もいます。

でも意見を求められた時には、仕方がなく自分の気持ちを話す場面もあるでしょう。ところがこれにより、その場の空気が悪くなったと感じることも。

この時に、先ほどまでとは違うことを言うようにして、協調性のある自分でいようとする人もいるでしょう。

でも「○○さんの言うこともよく理解できる」と相手を尊重するような言い方をすれば、安心感を与えられるので「今後は言うことを変えないようにしよう」と思う場合もあるのです。

言うことをコロコロ変える心理になるのは、人とうまくやっていきたい思いが関係しているケースもあります。

このため信頼する努力をしたり、話す機会を増やしたりしてゆっくりと距離を縮めていくようにしたいですね。