16歳にして、映画の新人賞“3冠”を受賞した俳優・和田庵(18歳)が、連続テレビ小説「虎に翼」(NHK)の第12週(6月17日〜)から登場した。(※あらすじにネタバレが含まれます)

和田は、2021年に公開された映画「茜色に焼かれる」(石井裕也監督)で、主人公の息子・田中純平役にオーディションで抜擢。その演技が評価され、映画賞では「第95回キネマ旬報ベスト・テン」で新人男優賞、「第76回毎日映画コンクール」でスポニチグランプリ新人賞、「第35回高崎映画祭」で最優秀新人俳優賞と、16歳にして新人賞“3冠”を受賞した実力俳優だ。

そんな和田が「虎に翼」で演じるのは、戦争孤児の道男役。道男は戦争孤児のリーダー的存在で、不器用ながらも根は優しい青年、寅子(伊藤沙莉)が一時的に引き取って、猪爪家に居候することになるが、波乱を巻き起こしていく……という、とても重要な役どころだ。

☆6月17日放送、第12週・56話あらすじ

ついに家庭裁判所が発足され、寅子は東京家庭裁判所判事補兼・最高裁判所家庭局事務官として働くことになる。戦争で親を亡くした孤児たちをどうするかが社会問題となっており、終戦から3年が済んでも路上には孤児たちが溢れていた。

そんな中、寅子を含む家庭局の面々が視察の為、上野を訪れている最中に職員の一人が財布を盗られる。追いかけた先に、戦争孤児のリーダー的存在の道男(和田庵)と出会う。道男が逃げた先はなんと轟とよねが居る轟法律事務所だった。

SNSでは「道男くんのやさぐれ具合がとても良い」「ニューフェイスの道男に期待している」「この道男くんがキーマンになるのかな?」と早くも注目が高まっている。