タレントの明石家さんま(68歳)が、6月16日に放送されたラジオ番組「明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト」(ニッポン放送)に出演。2002年に放送された月9ドラマ「空から降る一億の星」(フジテレビ系)の撮影秘話を語った。

かつて、連続ドラマ「古畑任三郎」(フジテレビ系)で共演した田村正和さんは、セリフをすべて覚えて、NGを出さない人だったという話の流れで、さんまが木村拓哉と共に主演を務めた連続ドラマ「空から降る一億の星」の話題に。

さんまは同作についても「だっれもNG出さないから」と話し、「打ち上げでNG集作って盛り上がるんですよ。ここで噛んだとか、ここでなんか変なこと言ったとか言うて、VTR見ながら打ち上げを迎えるんですけど、プロデューサーが最終回終わって打ち上げの日が決まって、来た時に、『すいません、さんまさん』って言って。『NGがないんです、このドラマ。あっても、スタッフのちょっとしたミスとか、それぐらいで、VTRが仕上がらない」「(プロデューサーは)高井っていうやつやねんけど、高井が来て、『すいませんが、打ち上げ会場で、木村さんの過去のドラマと、さんまさんのひょうきん族のVTRを流して…』言うて、打ち上げしならそのビデオ見てたんです」と裏話を語る。

そして「まあ、深津(絵里)さんとか、もう、誰も現場で台本持ってないからね。リハーサルから。俺だけやからね、台本持って。誰も持ってない。キムタクはもう今でもそう。現場には台本持っていかないんちゃうかな」「(別の作品で)佐藤浩市くんなんかでも、リハーサルで手を動かしたり、体を動かす芝居が、台本を持ったらできないでしょうって、だから覚えていくんですって。リハーサルから芝居の稽古なんです。セリフを入れてくるのは当たり前なんですよって、浅田美代子さんが怒られてました、昔(笑)。横でそれを聞きながら、俺にも言うとるな」と、プロの役者のすごさを語った。