お笑い芸人の千原ジュニア(50歳)が、6月21日に放送されたトーク番組「千原ジュニアのヘベレケ」(東海テレビ)に出演。テレビの仕事で“突き抜ける人”の特長について語った。

この日、ゲストのお笑い芸人・ルシファー吉岡(44歳)が、R-1決勝に6回行き、決勝に行くたびにテレビの深夜番組などに呼ばれるものの結局売れず…を繰り返しているという話の流れで、相席スタート・山添寛(39歳)が「ジュニアさんに聞いてみたいんですけど、賞レースに1回決勝とか行ったりすると、メディアの仕事っていただけるようになるじゃないですか。そこからもう1個突き抜ける人って、今まで見てこられてとか、実体験でもいいんですけど、どういう瞬間やったりするんですか?」と質問する。

これにジュニアは「やっぱ、非常に大きいのは…知らんで? 知らんけど、ミーハー加減」と答え、山添やルシファー、マユリカの2人もその意外な答えに驚きの声を上げる。

ジュニアは「俺もミーハーじゃないから、あれだけど…」と前置きした上で、「ミーハーってめちゃくちゃ大事やと思う。同じぐらいのスキル(の人が並んでいる状態)で、『さあどっち?』って言ったら、『結局、こっち(ミーハーのほう)選んだのなんでなのかな』『ようわからんけど選んでもうたな』って、よくよく考えたら、ミーハーやからやと思う。人に対して。人に対しての熱量がちゃうもん」と語る。

そして「ミーハーって何かって言ったら、『この人をリスペクトしてる』ってことやな。『この人より自分は下』っていうことを暗示してるってことやから。それを素直にできる人ってやっぱりすごい。(ミーハーって)悪い感じで言われるけど、すごい才能で、今田(耕司)さんとか東野(幸治)さんとか、ホンマにいい意味でミーハーやん」と話し、一同「確かに」「ほんまや」と納得。

ジュニアはさらに「それを千鳥とかも変えたと思う、どっかで。ミーハーになった(人に興味を持った)と思うで」と語り、再び一同から「ああ!」「なるほど!」「すごい」と感嘆の声が上がった。

そんなジュニアの持論に、マユリカ阪本は「(ほかの芸人に聞かれないように)カットしてほしいわ、これマジで」とコメント。山添も「絶対、ここから俺の振る舞いが(ミーハーに)変わっても…」と言いかけると、ほかの面々から「いやいやいや、言います」「それは言いますよ」とツッコまれたが、山添は「それは約束ですやん…」とぼやいた。