お笑いコンビ・真空ジェシカのガク(33歳)が、6月21日に放送されたバラエティ番組「金曜日のメタバース」(テレビ朝日系)に出演。8年間ずっと片思いしている“ガチ恋”相手の蛙亭・イワクラ(33歳)に、バーチャルデートで思いをぶつけた。    

番組は今回、「メタバースで恋心は芽生えるのか? 恋メタ」として、真空ジェシカ・ガクと、ガクが本気で恋する蛙亭・イワクラのバーチャルデートを放送。バーチャルデートを通して、本当に付き合う可能性が上がっていくのかを検証した。

今回の企画で、イワクラとメタバース恋愛がしてみたい、メタバースという誰もいない空間に2人だけで行けると聞いてやってきたというガク。なぜイワクラかというと、「あんなに妖艶で美しい人間はいない」「オズワルド伊藤と付き合って本当に幸せ? イワクラは目を覚まして欲しい」「イワクラと伊藤が付き合うと知ったときは拳を握りしめた」と、シンプルにガチ恋していたから。

イワクラは「メタバースだったら、デートは(オズワルド伊藤に)怒られないはず。伊藤は毎晩飲みに行っているのでデートする暇はない」とのこと。ガクの印象は「上京して東京に来て、ライブなど仕事で一緒になるが、相方の川北から、ガクがイワクラのことをエロい目で見てるらしいと聞いて、最初の入りがキモすぎた」と初手から最悪の印象だったという。2人が付き合う可能性を聞くと「本当はゼロと言いたいけど、ガクは褒めてくれた人なので1%」と希望を残した。

デート前には、メタバース界で人気のホスト“どるさん”にメタバースでモテるテクニックを聞き、「良いところを見つけたらすぐ褒める」「ガクさんだからこその強み、彼氏の伊藤にはできないことをアピールすると良い」との助言に従ってデートに挑んだガク。

最初は「南国ワールド」で砂浜を歩いたり、海に潜って一緒に魚を見たりとダイビングデートを満喫し、「イワクラはバーチャルでも素敵だよ」「(深海の桜にテンションが上がるイワクラに)そんなかわいい一面あるんだ」と早速テクニックも実践した。

一つ目のワールドを終えて、ガクは「めっちゃ楽しい。VRとはいえ、近くにイワクラがいると想像すると緊張する」と大満足。一方でイワクラは「メタバースは楽しかった、綺麗だった。ただ、デートの感想は最悪。全く引っ張ってくれない。かわいいよと浅い褒め。可愛いといえば喜ぶだろう」と完全に裏目に出ててしまったガク。付き合う可能性は「1%」のままだ。

巻き返しを狙う2つ目のワールドはチューリップ畑。まるでハウステンボスのような風車と広大な景色に、ハウステンボスに行きたかったイワクラも大興奮。ベンチに座り、「本物のガクなら無理だけどバーチャルならいける」とイワクラから両手タッチ。ガクはここで一気に距離を詰めるため、イワクラのどこが好きかを紹介。「見た目が完璧、東京中にイワクラが素敵だと言いふらした。ネタを考えてる人や大喜利が強い人は、とっつきにくさがあるがイワクラにはそれがない。3つ目は無邪気さ。イワクラの笑顔を僕が守りたいと思わせてくれる魅力がある」とガチで思いを伝える。

イワクラは「最近、伊藤は毎晩飲みに行っているので遊びに行っていない。私より千鳥 ・大悟さんの方が会っているはず」と衝撃の事実も。これに対しガクは「僕はいつでも会いにいく。イワクラが寂しいといったらすぐに行く」と、スタジオのハシヤスメ・アツコも思わず「いい感じ」と話すほど、距離が縮まった2人だった。2つ目のワールドを終えて、「話している時間が楽しかった」と付き合う可能性は「30%」まで上昇することに。

3つ目のワールドは吊り橋効果を狙った「お化け屋敷」だったが、イワクラはお化けの仕事はNGにしているとのこと。絶叫するイワクラは、恐怖が怒りに変わり凶暴な様子。ただ、バーチャル空間は最悪だったが、付き合う可能性は「50%」まで上昇、「ずっと声をかけてくれて、一番苦手なものを克服できた」と、距離がさらに縮まった。

最後のワールドは、「オーロラと流れ星が見えるリゾートホテルワールド」。初めて見たオーロラにテンションが上がるイワクラは、流れ星に「年収」をお願い。

ホテルに入り、テンションが上がったのか、部屋やベッドで駆け回るガクに「キモい」というイワクラ。ここで思いを伝えるために、長年の気持ちを手紙に込めてイワクラに伝える。「バーチャルだけでなく、現実でもイワクラとたくさん景色を見たい。OKだったらオーロラの見える丘の上で待つ」と伝え、ガクはイワクラが来るのを待った。

最終的なイワクラの答えは…残念ながら「サヨナラ」。

「すごく楽しかったけど、ベッドにすぐ行ったのがキモかった。最悪。走り回っていたのがお化け屋敷よりトラウマ。結局体目当て」と全てが裏目にガク。最後は「伊藤と付き合い続けたところで痛い目見るのはイワクラ」と恨み節まで飛び出した。