家族、友人、職場の人、親戚など身近な存在が非常識な行動を取っていると、その場に居合わせたあなたは複雑な気持ちになるでしょう。
相手との距離が近いほどはっきりと注意しづらく、ただ衝撃を受けることしかできないかもしれません。
周囲を驚かせる非常識なエピソードは「あるある」という内容から、「いや~有り得ないでしょ!」とツッコミをいれたくなるものなど様々です。
本記事では非常識エピソードを紹介しつつ、後半では困った行為をはたらく人々との付き合い方を伝授しますので、参考になれば嬉しいです。
ドン引き不可避な身内の非常識なエピソードたち
ちょっとしたものから大きな問題まで、非常識な振る舞いは身内をドン引かせるだけではなく、信頼までもを失うでしょう。
「自分さえ良ければいい」「とりあえず、自分の感情やメンタルが最優先」と、非常識な人はまず周りのことを考えていません。
“自分ファースト”が過ぎるあまり、超えてはならないラインを軽々と超えてしまうのです。
傘を平気でパクる
突然の雨が降ってきたら雨宿りをするか、傘を買うか、濡れるのを覚悟で急いで目的地へ向かうか。多くの人が取る選択肢は主にこの3つだと思います。
けれども非常識な人は「他人の傘をパクる」という、常識外の選択をするとか。
実際に会社員のA子さんはコンビニの傘立てに置いてあったものを、後輩が盗むシーンに出くわしました。
突然の雨で困っていたら、例の後輩が「これ持って行けばいいじゃないですか」と、あっさり他人の傘をA子さんに差し出したとか!
彼女が驚いていると「大丈夫ですよ、わかりませんって」と相手は全く気にしないご様子。
考え方の違いや平気で盗みを働く姿勢に、A子さんは今後の付き合いをどうしようか……と真剣に考えてしまいました。
直前のドタキャンを繰り返す
毎回待ち合わせの時間に遅れる遅刻常習犯もむかつきますが、最もやばいのはドタキャンを繰り返す人。
ただでさえ直前の予定変更は気分が下がるのに、同じことを何度もやるのは非常識でしかありません。
さらに理由が気分が乗らなくなったとか、恋人と会いたいから……といった「今すぐ優先させるべきではないもの」だと、こちらの怒りもMAXに!
一般的な常識で考えると、直前のキャンセルはやむを得ない事情がない限りNGですよね。
実は会社間のやりとりでもこのような非常識行動を取る人が少なからずいるため、困ったものです。
勝手に冷蔵庫を開ける
冷蔵庫を許可なく開けられるのは、地味にやられたくない行為ナンバーワンかも(笑)
友人間ではあまりやらないかと思いますが、親戚や恋人、両親など距離の近しい存在がやりがちな行為ですね。
いくら身内と言っても、冷蔵庫やクローゼットなど、プライベートな空間にズカズカ入ってこられるのはいい気分がしません。
最近旦那さんとゴールインしたB美さんは、義姉さんが家に来るたびに勝手に冷蔵庫を開けるので毎回なんとも言えない気分になるそう。
「何か作ってあげようか!」「冷蔵庫の掃除やっておいてあげる!」と少々お節介なようで、気遣いが完全に仇になっているパターンです。
義姉さんでも他人は他人。初めに家に来た時から常識がずれているタイプだったため、「今でも彼女の来訪が憂鬱」と語っています。
「くれるよね?」前提で誕生日プレゼントをねだる
誕生日プレゼントやお祝いをもらって当たり前という、図々しい人っていますよね。
こちらからほしいものを聞いたのではなく「え、贈ってくれるでしょ?」前提で話を進めるなんて非常識にも程があります。
特に多いのが親戚間における子供のプレゼント。
ランドセル、誕生日、入学/卒業祝いなどイベントは様々ですが、もらって当然と言わんばかりの態度を取られると周りは気が滅入ってしまいます。
もっと図々しい人だと、まだあげると言っていないのに子どもがほしがるものを一方的に知らせてくるパターン!
なんの前触れもなく「○○(子供の名前)、プレゼントは△△しいってさ」なんて連絡が来たら、誰もが「え?こちらがあげる前提?」となるはず。
同じことをされたらどう思うのか、つい常識を疑ってしまう事例です。
入社後すぐに音信不通→バックレ
仕事を無断欠勤したまま飛ぶ非常識な人、実は結構いるんです……。入社してすぐに音信不通→無断欠勤続き→バックレの流れを見てしまった社会人多し。
この場合、音信不通×無断欠勤×飛ぶという非常識の3コンボ。
あまりの自分ファースト過ぎる行動に「なぜ一言も入れられないのか?」という疑問を抱くのも当然でしょう。
バックレは迷惑をかけるだけではなく、周囲に心配をかける行為でもあります。その部分を一切考えられないのも、非常識とみんなが感じるポイントですよね。
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身内の非常識な行動を見てしまったら、どうすればいい?
身内の非常識な行動は、身内だからといって簡単に許す必要はありません。
特に仲が良いと「こういう部分には目をつぶらなきゃいけないのか」と思いがちですが、一度抱えた不満や疑問がその後に影響を及ぼす可能性はとても高いのです。
心に引っかかった部分を無視せず、そのような一面がある現実はきちんと受け止めるべきでしょう。それを踏まえて今後の付き合いをどうするかを決めてください。
あまりに目に余るようなら必要最低限の関わりにして距離を置く、ハッキリと注意するの二択。
我慢して付き合うとさらに嫌な面を見るだけではなく、あなた自身にもストレスが溜まってしまいますよ。
どうしても答えが出ない場合は共通の知人などに相談し、解決法を探すのも手。
自分の中にある常識と合わない相手はいずれ摩擦が生じますので、早い段階で手を打つとダメージを最小限に済ませるはずです。