エディ・マーフィ(63歳)が、「ビバリーヒルズ・コップ」が黒人俳優たちへの道を開いたと語った。
1984年の同アクションコメディ映画で、ストリートスマートな刑事アクセル・フォーリーを演じた米俳優のエディは、この作品がハリウッドにとって画期的な瞬間であり、映画界に転機をもたらしたと考えているという。
エクストラの取材に対し、エディはこう説明している。
「『ビバリーヒルズ・コップ』以前には、黒人が主役の映画で世界中で成功したものはなかった。今でも、黒人が映画を作ると、ほとんどの場合、アメリカ国内で成功し、国外では成功しないんだ」
さらにエディは「『ビバリーヒルズ・コップ』がそれを始めたんだ。世界中でね。そこからウィルやザ・ロックが生まれたんだ」とし、自身の成功がウィル・スミスやドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソンらへの道を開いたと続けた。
来月公開となる「ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー」で再びアクセル役を演じているエディ。俳優業に専念する前はスタンダップコメディアンとして大成功を収めていたものの、海外に行くとアクセル役で知られていると最近語ってもいた。
「『 ビバリーヒルズ・コップ』は僕が初めて主役を演じた映画なんだ。海外に行くとアクセル・フォーリーと呼ばれるんだよ」とし、「アクセルは普通の常人なんだ。スーパーヒーローでもスーパーコップでもない。困難に立ち向かう普通の人。だからみんな好きなんだと思う。そして何よりも、彼は面白いんだ」と、キャラクターの親しみやすい性格がファンに愛されているとその人気を分析していた。