<記事提供:COCONUTS>

毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。

6月29日の放送では、堂本剛さんが木村拓哉さんに楽曲提供した際のエピソードを明かしました。

■憧れの“兄さん”に楽曲を依頼された堂本剛、ロック曲をイメージも実際は…

番組では、リスナーからのメッセージを機に、木村拓哉さんのニューアルバム『SEE YOU THERE』に、堂本さんが『Crazy in love』という楽曲を提供した話題となります。

オファーを受けた時の心境、提供した楽曲『Crazy in love』についてのエピソードを尋ねられた堂本さんは、「これ、お話は急にいただきまして『ホンマですか?』って感じだったんですけど」と率直な心境を告白。

その上で、堂本さんは「僕自身はロック曲を提供させていただこうと思っていたんですよ」と明かしつつ、木村さんの方から「ミディアムテンポのファンキーな楽曲を歌ってみたい」という提案があったんだとか。

「このアーティストのこの曲みたいな参考曲も複数いただいて、こんな感じのイメージですってことだったので、そのイメージをもとに楽曲を作らさせていただきました」と語ります。

「自分自身がギターも弾かさせていただきまして、オーダーいただいた通りにキチンとまとめることができたと、私自身は思っております」と自信を示しました。

■堂本剛×木村拓哉の楽曲はやはり期待大!?「色っぽいボーカルを入れていただきました」

続けて、堂本さんは「僕が想像していたように、色っぽいボーカルを入れていただきました」と、木村さんの“らしさ”が溢れる楽曲に仕上がっていると主張します。

「本当に不思議な感覚でしかなかったです」という堂本さんは、「ご本人さんのボーカルを聴きながら、自分が周りの音を整えてって感じでやっていくので、大切なボーカルを守りながら、アレンジも効かせることができるようにってことで、音のバランスを取ったりとかもしたんですけど、それもすごく、勉強ばかりでした」と、学びの多い時間だったと明かします。

「やっぱり、いろんな人に楽曲提供をさせてもらうことで、自分のじゃないボーカルを聴くのってすごい勉強になるんですよ」と話した堂本さんは、その理由について、「『こんなに低音出るんや!』とか、低音がブワって鳴ったりとか、その人だからこそ出る帯域ってのがあって、それを守りたくて、ボーカルを聴きながら調整していくんですけど」と説明。

「そのバランスも非常にちゃんととれたのではないかと思っております」と話すと、「マスタリングという作業までは自分自身ができていないので、最終的な音圧感はどういう風に仕上がっていくのかは僕には未知の領域ではあるのですが」と前置きしつつ、次のような言葉で自信作に仕上がったと力説しました。

「ファイナルミックス、ファイナルTDに関しては、非常に僕の思う最上級を作ることができたと思います。そこからさらに最最上級になるわけですから、皆さんに聴いていただくときには、僕がファイナルミックスで聴いたぶっ飛びよりも、さらにぶっ飛んでいくんだろうなと思います」

■木村拓哉へ楽曲を提供した堂本剛、アルバム参加者一覧を見て驚愕「ニュースを見た時に知ったので…」

また、堂本さんは今回のオファーを受けた際に驚いたこととして、「名だたる方々の楽曲に、自分が提供させていただいた楽曲が入るということを、ニュースを見た時に知ったので、それもぶっ飛びました」と明かします。

「え、この人たちが参加してるアルバムに自分も入ってるの?」と感じたという堂本さんは、「めちゃくちゃびっくりしました」と正直に告白。

また、「『これってなんでニュースで知るんだろう?』っていう。いつも、そういうのが多くて。急に連絡が来て『こうなりますんで』って言われるんですけど、そう言われるともう何もできないんですよね(笑)」と裏話も明かします。

ですが、最終的には「他の方々の楽曲も気になりますし、自分の楽曲が何曲目なのかも気になりますし、楽しみにしています」と、自身も完成形を楽しみにしていると話しました。

ネット上では、「こんなに木村くんのお話聴けると思わなかったな」という率直な感想だけでなく、堂本さんの“憧れ”の対象である木村さんへの楽曲提供を受けて、「なんか30年くらい前のまだ憧れしかなかった木村兄さんと剛さんの関係性から、今現在楽曲提供するなんて、やっぱり感慨深いよね」という声が続出していました。

他にも、両者の楽曲のテイストに関するエピソードを聞いて、「剛くんはロックな木村兄さんが見たかったっていうのも、木村兄さんは剛くんにファンクな曲作ってほしいと要望出したというのも栄養満点エピ」のような意見も見られています。

木村さんに楽曲提供をするにあたって、驚き、喜び、ワクワクなど、堂本さんの心の中にはポジティブな思いが多数あったと感じられるエピソードでした。

実際に完成した楽曲がどのような仕上がりになっているのか、今から楽しみですね。

【番組情報】

堂本剛とFashion&Music Book

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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)