数々の作品が映像化されてきたホラー小説の帝王 スティーヴン・キング原作の映画『チルドレン・オブ・ザ・コーン』(84)が、製作から40年の時を経て4K版で8月16日より日本劇場初公開されることが決定した。
『チルドレン・オブ・ザ・コーン』はキングの短編小説「トウモロコシ畑の子供たち」を原作としており、これまで約10作品もの関連作が作られてきたホラーシリーズ。しかしながら第一作目が日本未公開だった。
物語の舞台はネブラスカ州の小さな田舎町ガトリン。ある日、一人の少年に突如トウモロコシの神が舞い降り、彼は教祖となる。そして、無垢な子どもたちが歯止めの効かないカルト集団と化し、鎌を振り上げて高らかに殺人決行を宣言。白昼堂々“大人狩り”を始めるのだった。
黒スーツを身にまとった子ども教祖・アイザックはジョン・フランクリンが演じており、ホラーアイコンとして全米で長らく愛されてきた。また、本作には『ターミネーター』(84)でブレイクする直前のリンダ・ハミルトンが、子どもの支配する町に迷い込むカップルのビッキー役で出演している。
『チルドレン・オブ・ザ・コーン』
8/16(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー
原題:Children of the Corn
監督:フリッツ・カーシュ
原作:スティーヴン・キング 脚本:ジョージ・ゴールドスミス
撮影:ラウール・ローマス 編集:ハリー・ケラミダス 音楽:ジョナサン・エリアス
出演:ピーター・ホートン、リンダ・ハミルトン、H.G.アームストロング、ジョン・フランクリン、コートニー・ゲインズ
1984年/アメリカ/93分/ビスタ/DCP/
キングレコード提供 フリークスムービー配給
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