子ども部屋おばさんは親のせい? “こどおば”が生まれる理由3つ

“こどおば”は悪いことなのか

子ども部屋おばさんは悪い意味で使われるため、ネット上では頻繁に叩きの対象となっています。子ども部屋おばさん肯定派VS否定派で論争が起きることも多く、考え方は人それぞれのご様子。

でも、冷静に考えると「ただ実家に住んでいるだけ」なら“悪”ではないと思いませんか?

親の介護や何らかの事情で実家暮らしを続けているだけなら、“こどおば”には該当しないでしょう。きちんと生活費を入れ、自分の身の回りのことをやっている人も同様です。

多くの人が問題視する子ども部屋おばさんは、親に全て頼り切りで自立心も生活能力もなく、ただただ甘えて過ごす人々。

正直なところ、家の中で怠惰な分には親以外に迷惑をかけませんが、この甘えっぱなしのスタンスが外の世界で災いするのです。

・自立心がないので、会社で最低限のことができない

・「誰かがやってくれるだろう」の姿勢が身につき、仕事で迷惑をかける

・ずっと甘やかされているので、単純にワガママ

・親が過保護すぎて恋活、婚活で相手を困らせる可能性

・ずっと実家にいて現実を知らないと、常識とズレた言動をしがち

・なんでも「ママはこうだった」と親が世界の全てだと勘違い

自立できていないと上記のような行動を起こしやすく、親が要因を作っていれば家庭内で改善の見込みもないからこそ、“こどおば”は嫌われがち。

そういった人々は社会的にも困ることが増えるため、「子ども部屋に住み続けるのは悪いこと」としてジャッジされてしまうのでしょう。


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自立心を育てて頼りきりはやめよう!

この記事を読んで危機感を覚えても、いきなり実家から飛び出すのは難しいでしょう。

そもそも子ども部屋を出たらすべて解決!ではありませんから、まずは自立心と生活能力を養ってください。自立のスタートラインに立てるのは、ある程度の力が身についてからだと思います。

親に全てやってもらうのが当たり前ではありません。自分が“こどおば”と自覚するのなら現状に安心しきらず、どうすれば成長できるのかを考えるべき。

社会に出てお金を稼ぐだけがオトナではないですよ!

今一度、過去の生活を振り返り自分を見つめ直すといい改善策が見つかるかもしれません。