本日の一品 > ともみジェラーtoの「香る初夏のパフェ 日向夏とブルーベリー」(京都・河原町五条)
ジェラートに目がないエディターの吉村セイラさんは、出張先でもジェラテリアを検索しては、仕事の合間に足を運ぶといいます。そんな吉村さんの最近の大ヒットが、京都出張の際に訪れたジェラテリアのパフェ。フリークを虜にした一逸品を紹介します。
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「ジェラテリアならではの、爽やかすぎる初夏のパフェ」(𠮷村セイラさん)
編集部の「これも食べたい!」
【水曜15時のあまいもん】とは?
関西の食に精通するライター、エディター、フォトグラファーなど“取材のプロ”たちが、ほんとは教えたくない関西の「推しおやつ」を、和洋問わずレコメンド。確かな目利きで選んだあまいもんは、どれもわざわざ足を運んで大正解の、ハズレなしのおいしさです。
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「ジェラテリアならではの、爽やかすぎる初夏のパフェ」(𠮷村セイラさん)
ともみジェラーto「香る初夏のパフェ 日向夏とブルーベリー」
「香る初夏のパフェ 日向夏とブルーベリー」2,400円。パフェの内容は季節によって変わります。
「一般的なパフェでは、ジェラートは、生クリームやスポンジ、ジュレなどいくつかあるパーツのひとつ。そんなジェラートが“主役”となり、何層にも重なって生まれるおいしさを堪能できるのが、ジェラテリアならでは。特に素材そのものとそれを使ったジェラートが口の中でひとつになると、素材の持つ風味がはじけて、目が覚めるような爽やかさです」(𠮷村セイラさん)
日本や北イタリアのベネトなどで経験を積んだ森兼ともみさんが辿り着いたのは「日本の食材で表現するジェラート」。そして、その素材のおいしさを120%感じてもらえるものにしたいと、余計な材料は加えず、素材をふんだんに使って独自の製法で作っています。
移動販売などを経て、2017年にオープンした森兼さんが営むジェラテリア。2階のカフェでは、パフェやアフォガート、ジェラートソーダなどが楽しめます。
そのジェラートをふんだんに使って作ったパフェがこちらです。トップには、主役の素材である宮崎産の日向夏と京都産のブルーベリーをのせた、定番のLatte TANAHASHI(ミルク)のジェラート。その下に日向夏とそのジェラート、ブルーベリーとそのジェラート、いちばん下に愛知産のラベンダーのジェラートを詰めています。
フレッシュな素材をジェラートと重ねることで、素材のおいしさがよりくっきりと感じられます。コクのあるミルクから始まり、日向夏、ブルーベリーと香りの変化を楽しんで、ラベンダーの爽やかな香りで締める。あえて余計なパーツは加えず、ジェラートを重ねたパフェは、軽やかでまた食べたくなります。