元北海道日本ハムファイターズの岩本勉氏が、自身のYouTubeチャンネル『岩本勉チャンネル』で、借金生活に入った日本ハムについて語った。

 

■日本ハム対ロッテ戦を振り返り

岩本氏が4日の北海道日本ハム対千葉ロッテマリーンズ戦を振り返った今回の動画。

試合は日本ハムが初回に内野ゴロで先制したものの、5回に先発の上原健太投手が3連打を浴び逆転を許す。6回にも1失点した日本ハムは、打線が沈黙し敗戦。4月15日以来の借金生活となった。

 

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■岩本氏が上原投手に苦言

岩本氏は5回2アウトから逆転を許した上原投手について「フォアボールをすごく嫌がるけども、フォアボールを出さない、コントロールの悪いピッチャーになった。厳しい言い方で申し訳ないんだけども」と話す。

続けて「少々の荒れ球を持っているんであれば、 ここまで2アウトランナーなしから、パカンパカンパカンと3連打を許すことはないと思ってしまった」と指摘した。

 

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■「もっと効率の良い投球を」

結局6回3失点で降板した上原投手に岩本氏は「てんでどうしようもないノックアウトでもなく。ボールの散らし方をどこかで覚えたときに、もっともっと効率のいいアウトを重ねて勝てるピッチャーになれる」と提言。

さらに「ランナーが出たときこそドシっと。バッターから見たら『なに考えてんやろ』と思うくらいの。その絶妙さをどこかで身につけたいかな。ボールは良いんだもん。ストレートはキレている、カットも切れてる、スプリットも、チェンジアップも。ボールの質にピッチングが追いついていない。もったいない」と解説した。

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■借金生活突入にも前向き

ロッテ3連戦に負け越し、借金生活に入った日本ハムに岩本氏は「4月以来の借金となったけども、いやいやまだ先があるし、 オールスターまでに調子のいいチームをちゃんと作りきることができた」と前を向く。

そして「なんら問題ないと思いますんでね。次は大阪で、新しい風を吹かしてください。期待してます 」とコメントした。

 

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■最大貯金9が0に

開幕から好調で、6月上旬には貯金が9に到達していた日本ハム。交流戦中盤から負けが混むようになり、6月23日から30日まで引き分けを挟んで5連敗。9つあった貯金がなくなってしまった。

連敗中は補強した山崎福也投手やエース格の伊藤大海投手、加藤貴之投手が勝てず、抑えの田中正義投手も離脱。パトリック・マーフィー、アニュラス・ザバラ両外国人投手も敗戦につながる失点をするなど、苦しい投手事情となっている。

ちなみ日本ハムは昨年、7月に12連敗を喫し、順位を大きく下げている。鬼門の7月を乗り切り、上位をキープしたいところだ。

■岩本氏が借金生活突入の日本ハムを語る
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治