歌手・タレントのあのが、5年ぶりの写真集「あの在処」(小学館)を、9月4日に発売する。
“いま”の空気を体現するアーティストとして、若者世代だけでなく、現代のポップアイコンとして認知度を拡大し続けているあの。そんな彼女の“いま”を見つめる、5年ぶりとなる写真集「あの在処」の刊行が決定した。
本作の撮影を担当したのは、写真界の芥川賞と言われる「木村伊兵衛賞」を2015年に受賞し、あのとは公私共に交流のある川島小鳥氏。
撮影地は新潟県佐渡島。佐渡島ならではの自然の中で見せる“あのちゃん”の表情・姿を収めた一冊だ。
ロケは2泊3日で行われ、衣装は全19着と、あののイメージを体現する衣装から、意外性のある衣装まで大ボリュームな内容になっている。
☆撮影中のあのの手記よりコメント抜粋
たらい舟でフグやクロダイみれた。
5年前、小鳥さんとの撮影で花火をした。それも写真集。
あれから5年が経ち、最後、花火をした。
別に何も変わらないけど、
あの日、髪の毛が燃えた。
今日は、フードで燃えなかった。少し成長した。
「YOU&愛Heaven」を海辺で弾き語りした。
波の音にかき消されまいと歌をうたった。
僕の声はどでかい海とその波の音に吸い込まれてった。
まだまだでっかくなる。
でっかくなれるんだ、と少し嬉しくなった。