ふとした時に寂しくなる… 独身が孤独を感じる瞬間5つ

仕事もまぁまぁ順調だし、自分のお金で自由に生活できる。一人暮らしも自由で気に入っている。今の生活に特別不満があるわけではないけれど……。

でもなんとなく、ふとした瞬間に襲ってくる孤独感ってありますよね。そんな時の対処法はあるのでしょうか？ 今回は特に独身特有の孤独感についてシェアしていきましょう。この記事を読んで少しでも前向きになれることを願っています。

強がっているけれど孤独を感じる瞬間5つ

「あるよね……」「わかるー！」とつい言ってしまいそうな、「孤独を感じる瞬間あるある」をまとめてみました。共感するのはきっとあなただけではないはずです。

①親しい友達の結婚が決まった時

これは典型的な例ですよね。辛い時も楽しい時も、なんでも一緒に乗り越えてきた友達。一番の理解者であり拠り所でもあった友達の結婚は、もちろんうれしいことですが、同時に寂しさも感じます。

なんだか別の世界に行ってしまうような気がして、「おめでとう！」と笑顔の裏で、心では泣いている……なんて経験、年齢を重ねるたびに増えていきますよね。

②既婚の友達に相談をしている時

仲良しグループの友達がどんどん結婚していくと、周りの悩みは旦那さんや義実家のこと、子育てのことなどに変わっていきます。

そんな中自分は、うまくいっているとはいえない恋人との話や上司の愚痴。既婚の友達の悩みについていけず、「そっかー、いろいろ大変なんだね」なんて答えるしかありません。

自分の悩みのステージが周りよりも低く感じ、取り残されているように感じたり、卑屈になってしまったり……。既婚の友達に相談することで、逆に孤独になってしまうことってあるな、と感じます。

③長期休暇の予定がない時

ゴールデンウィークやお盆休み。長期休暇がうれしい反面、予定がないと孤独を感じやすい時期でもあります。

恋人もいなくて気軽に誘える友達もいないと、「一人で何やってるんだろう」とふと思ってしまったり、楽しかった時期を思い出してみたり。

「どうせどこに行っても混んでるし」と自分を納得させながらも、テレビやSNSで世間の浮かれた雰囲気を見てしまうと、正直羨ましさでいっぱいになってしまう自分もいたり。孤独感がある時ほど、ついつい人と比べてしまいますよね。

④誰かといても「独り」を感じる時

一人でいるのも寂しいけれど、他の誰かと一緒にいても感じる孤独の方がある意味辛くなりますよね。

どこか合わないな、と感じながらも一人になりたくなくて無理して一緒にいる友達のグループ。自分のことを好きなのかわからない曖昧な関係の彼……。

ふと我にかえった時に孤独感が襲ってきます。物理的に誰かと一緒にいるだけでは心までは満たせません。

⑤老後のことが頭によぎった時

人の不安の種って大抵の場合、未来のことを考えた時ではないかなと思います。

今はそれなりに楽しくやっているし、「独身の方が気楽でいいよね！」なんて言っているけれど。

ふと「このままおばあちゃんになったらどうなるんだろう」なんていずれ来る将来のことを思い浮かべると、急に孤独で不安になってしまうことってありますよね。

未来のことなんてどうなるか分からないとはいえ、考え出すと止まらなくなってしまうものです。

辛い気持ちを解消する方法

新しいコミュニティに参加する

ライフステージの変化で気軽に遊べる友達が少なくなってきたのなら、思い切って新しい友達を探してみるのも一つの手です。

何か習い事を始めてみたり、行きつけの飲み屋さんを開拓してみたり。

誰かと疎遠になってしまうということは、また新たな出会いが待っているということ。自分から動き出し、いろんな人と関わってみることで新たな価値観が生まれる可能性もありますよ。

デジタルデトックスをしてみる

孤独を感じて辛くなってしまう時は、他の誰かと比べている時がほとんどです。

つい無意識に見てしまうSNSですが、知らず知らずに人の幸せと自分を比べ、ストレスとなってしまっている場合もあります。

世間がSNSで見せているのはほんの一部。仲が良さそうに載せている写真の裏には、「映えるため」の損得勘定での付き合いがあったり、実は夫婦仲は冷え切っていたりと、見えない部分も多いものです。

SNSはフィクションと捉え、孤独感が強い時はあえて距離を置くことをおすすめします。

卑屈になるのをやめる

辛くなってしまう時こそ自分自身に目をむけ、自信を取り戻すことが必要です。

孤独な時ってつい、「どうせ私なんか……」と卑屈になりがちなのです。しかしそのまま卑屈で居続けてしまうと、ますます塞ぎ込んで孤独になるループを繰り返してしまいます。それは避けたいですよね。

周りにどう思われているかを気にしすぎず、自分らしく生活してみることで、気づけば仲間や恋人ができていた、なんてことは多いですよ。