実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が8日よるから9日にかけて、公式Xを更新。東京都知事選挙に出馬した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏のメディアのインタビューに対する対応について私見を述べた。

 

■“構文”がネットミーム化

石丸氏をめぐっては、都知事選の結果判明後のテレビ各局のインタビューで、質問者に対して苦笑を交えながら「なんという愚問ですか」「どのメディアも同じ質問するんですが」などと話す様子が話題に。

タレント・ふかわりょうのXへの投稿をきっかけに、SNSには“石丸構文”が続々と投稿され、ネットミーム化する流れとなっている。

 

関連記事:ひろゆき氏、“公約で投票先を選ぶ風潮”にチクリ 「単なる綺麗事」

■「それでも答えろと?」

堀江氏はそんな中、石丸氏のインタビュー動画を見たユーザーによる、「正直石丸さんが怖いし面倒な人だなと思いました。質問をいちいち鼻で笑ってまともに答えず、会話になりません。別に難しい質問ではないのに、一々否定して地獄の空気が流れていました」というポストを引用すると、「BotとかChatGPTでも答えられるような質問にいちいち答えるのダルいっすよ。それでも答えろと?」と反論。

「みんな我慢して答えてあげてんだよ。ニコニコしながら。普通の神経では耐えられないよ。そんな人が政治家になってるわけよ。それがデフォだと思ってる神経が異常なんだわ」とした。

 

関連記事:橋下徹、都知事選・石丸伸二氏躍進の理由を力説 「維新がやろうとしていた…」

■地上波の「最大の問題点」

続けて、「予定調和の女子会トークみたいな内容のやり取りを延々続けるほうが地獄なんだわ」とも記す。

さらに別のユーザーからの「それに耐えられないと政治家できないですね」との声には「それが問題なわけで、地上波テレビの最大の問題点。台本作ってる奴らが女子会トークを作り出してるわけ。地上波出るとそれに毒される」と述べる。

 

関連記事:名前を言ってはいけない東京都知事候補『ひまそらあかね』 突然の顔出しにネット騒然

■「丁寧に答えちゃうから…」

また、「実際に態度に出すのはまずかった」との意見に対しては、「だから最大公約数的な、どーでもいい政治家が生まれてつまんないんでしょーが」とも。

「ダルいのは分かるけど、丁寧に答える人とダルいのをダルいと表現する人ではどちらが有権者に受けるのか? ではないでしょうか」との問いかけに対しても、「丁寧に答えちゃうから、その場しのぎの下らないやり取りばかりの上っ面政治家ばかりになっちゃうんだろ」と指摘している。

(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ