クラブのなかで、もっともテクノロジーの進化が著しいのがドライバー。さまざまなタイプがあって、どれも「飛んで曲がらない」と高い評価を得ている。
その人気・話題の新作ドライバーたちは、どんなゴルファーに合うのか?編集部が気になるドライバーを絞って、ギアのご意見番・鹿又芳典に試打・解説を依頼。
鹿又に加え、タイプの違う3人のアマチュアのコメントも参考に、いちばん飛ぶドライバーを手に入れよう!
ダンロップ ゼクシオ13
SPEC
●体積/460cc ●ロフト角/9.5、10.5、11.5度
●シャフト(フレックス)/ゼクシオ MP1300(R2、R、SR、S)
●長さ/45.5インチ ●重さ/281g(R)●価格/9万2400円
【鹿又Check】ゼクシオらしさ全開!打感・飛距離・やさしさが満点
13代目の新作もゼクシオらしさ全開でした。爽快感のある打球音、ミスヒットしたときのやさしさ、高弾道で飛ぶ飛距離性能と3項目とも満点のドライバーです。
そのうえで前作と比べてもアクティブウィングの効果が感じられて、ハーフウェイダウンからインパクトまでのヘッド軌道が安定する感覚があります。
【シニア代表】ゴルフ歴40年で初のゼクシオに感動
私は80歳でゴルフ歴40年ですが「ゼクシオ」を打ったのははじめて。
こんなに打感がよくて打ちやすかったんですね。まわりのみなさんが使っている理由がわかりました。
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ダンロップ ゼクシオ エックス
SPEC
●体積/460cc ●ロフト角/9.5、10.5度
●シャフト(フレックス)/Miyazaki AX-3(R、SR、S)
●長さ/45.25インチ ●重さ/301g(S)●価格/9万2400円
【鹿又Check】「スリクソン」との中間!セミアスリートにピッタリ
適度なやさしさと打感のよさをもちつつ、形状がオーソドックスで弾道もコントロールできます。「ゼクシオ13」と「スリクソン」の中間のようなドライバー。
ヘッドスピード42m/秒前後で平均スコア90台のセミアスリートゴルファーにピッタリ。「ゼクシオ13」と比較すると、少し低音で残響を抑えたサウンドもアスリート好みですね。
【編集M】すべてにおいて合格点をつけられる
ひと言でいうなら「とてもバランスがいい!」。
顔、打音、打感、振りやすさ、寛容性、飛距離のどれをとっても高得点がつけられる。総合力の高いドライバーです。
いかがでしたか? この記事を参考にお気に入りのドライバーを見つけましょう!
試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
ベテラン編集者M
●ドライバーのHS40前後、平均スコア85。ゴルフも編集者歴もベテランの域で「ドライバーは飛距離じゃない!」というが、それも強がりになってきた50歳。
シニア代表・氏家英助さん
●ドライバーのHS30後半、平均スコア90台。同年代の仲間とゴルフ同好会を結成し、月4~6でラウンドを楽しむ80歳。メンバーに負けない飛距離がほしい!
ゴルフライターN
●ドライバーのHS42前後、平均スコア90前後と、世の一般男性ゴルファーに多いタイプ。ギアの知識はかなり豊富で、あらゆるゴルフメディアで執筆中。
構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール