ジョージ・クルーニー(63歳)が、ジョー・バイデン大統領(81歳)に、今年の大統領選からの撤退を要求した。

民主党支持者のジョージは、バイデン大統領を“友人”と思っているものの、「時間との戦い」には勝てないとしている。

7月10日付けのニューヨーク・タイムズ紙に、ジョージはこう話す。

「こんなことを言うのは酷だが、彼は以前と違う。この秋の選挙では勝てない」
「私はジョー・バイデンを愛している。上院議員として、副大統領として、そして大統領としても。彼を友人だと思っているし、彼を信じている」
「しかし、彼が勝てない唯一の戦いは、時間との戦いだ」

3週間前に資金調達パーティーでバイデン大統領に会ったジョージは、その身体的、精神的能力の衰えのあらゆる「警告サイン」を無視している民主党のリーダーたちに責任があると続ける。

「この大統領では11月(の選挙)には勝てない。それだけでなく、上院でも下院でも負ける」
「これは私だけの意見ではない。私が個人的に話をした上院議員、下院議員、州知事全員の意見だ。公の場での発言に関わらず、すべての人のね」

ジョージだけでなく、作家のスティーヴン・キングや監督のロブ・ライナーなど、数々の著名人がバイデン氏に次期大統領選からの撤退を求めている。