世界に通用する実力派パフォーマーを発掘する『アポロ アマチュアナイト ジャパン 24-25』の開催が決定しました! あの米ニューヨークの「APOLLO THEATER(アポロシアター)」で開催されている『アマチュアナイト』の日本版です。7月11日(木)には東京・ヨシモト∞ホールで発表会見が行われ、大会メインアンバサダーの小籔千豊と山本彩、進行役としてDJ TAROが出席しました。
©アポロアマチュアナイトジャパン事務局
『アマチュアナイト』は、ニューヨークのマンハッタン北部ハーレム地区に位置するアポロシアターで毎週水曜日に開催されるイベントで、アマチュアの歌手やダンサーなどが出演するプロへの登竜門です。過去には、スティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソンなど世界的スターを輩出してきました。
その日本版である『アポロ アマチュアナイト ジャパン』の出場資格は、年齢・国籍不問、芸能プロダクションやレーベルなどに所属、または契約を交わしていない人が対象になります。
いまの大スターにも「何者でもなかったとき」はあったはず
まずアンバサダー就任について、小藪と山本がそれぞれこう語ります。
「えげつないプロジェクトのアンバサダーになったからには、この大会を盛り上げます。日本から素晴らしいアーティストをニューヨークへ、世界へと送るお手伝いができるということで、たいへんワクワクしております!」(小籔)
「お話を聞いたときは大役で『私でいいのかな』と驚いたんですけど、スターが誕生する瞬間を一部始終、見届けられるということで、すごく楽しみにしていますし、私自身も音楽をやっているので、何か刺激を受けられたらいいなと思っております」(山本)
©アポロアマチュアナイトジャパン事務局
大会の印象について、小籔は「自分のスキルで有名になりたいと思ってはる方々には希望が持てるお話」としたうえで、こう続けました。
「山本さんも、アイドルやアーティスト活動をされる前はきっと“町のふつうの女の子”だっただろうし、吉本新喜劇で座長をさせていただいていた僕も、もともとは鼻くそをほじくっていた(大阪・)住之江の男。スティーヴィー・ワンダーって聞いて、すごく遠く感じるんですけど、あの方もアマチュアの時期があって、何者でもなかったときがあったと思うんですね。誰にでもチャンスがあるし、いま頑張っている人たちも『私らもいま同じ立場やな。頑張ろう』と思えるのかなと思います」
元NMB48の山本は、グループに入るまでにたくさんのオーディションで落ち続けていたことを振り返りながら、挑戦する大切さを語りました。
「たぶん30とか40とかオーディションに落ち続けていたなか、『おそらくダメだけど、勢いで受けてみるか』と思って受けたのがNMB48のオーディションでした。あそこで諦めていたら、今はないと思いますし、受けるだけでも変わることがあるんだなと思うと、すごく感慨深いですね」
©アポロアマチュアナイトジャパン事務局
「どんなパフォーマンスを見たいか」という質問に、2人は口をそろえて日本伝統のパフォーマンスを見てみたいと言います。小籔は若手時代に番組で携わった民謡に衝撃を受けたと語りながら、「バチ―ッとやって、向こうの人がびっくりしてくれたら嬉しい」とコメント。
山本も「演歌のような日本ならではの音楽カルチャーというのは、海外の方にも興味を持ってもらえるんじゃないかなと思っています。伝統芸能を織り混ぜたパフォーマンスは見てみたいですね」と期待を寄せました。
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優勝者は本家アポロシアターでのチャレンジが実現!
この秋に開かれる予選イベントを経て、2025年2月20日(木)に大阪・COOL JAPAN PARK WWホールで決勝ラウンドを開催。本家の『アマチュアナイト』と同じく、観客の歓声とブーイングで勝敗を決めます。
大会の優勝者には賞金1万ドル(支払いは日本円)と、ニューヨークのアポロシアターの本家『アマチュアナイト』への出演権を贈呈。また優勝者特典と別にスペシャル特典として、出場者のなかから実力派パフォーマーが『YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.』からメジャーデビューします。
©アポロアマチュアナイトジャパン事務局
そんな大会の模様は、10月からフジテレビで放送予定。小籔と山本が番組MCとして、大会の行方を見守ります。
番組ではカメラが出場者に密着する、とアナウンスされると、NMB48のオーディション時に密着されていたことがある山本は、“出場者目線”でそのメリットを語りました。
「どういう子が受けているのかを見られたので、『こういう子がいるんだ。じゃあ自分はこういうパフォーマンスをしよう』とか、方向性や計画を考えられるのかなと思います」