全国的に団員減少が続く消防団の入団者募集をサポートするために結成された「今田消防団」の広報プロジェクト発表会見が、7月10日(水)にTOKYO FMホールで行われました。この日の会見には団長の今田耕司と、団員の銀シャリ(鰻和弘、橋本直)と俳優・森迫永依が出席。さらに応援サポーターのCOWCOW(多田健二、善し)、紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)、マユリカ(阪本、中谷)のほか、全国各地で消防団員としても活動する“住みます芸人”たちが登場しました。
出典: FANY マガジン
今田「消防団は本当に頼りになる」
消防団は地域の消防や防災のリーダーとして、住民の安心と安全を守る重要な役割を果たしています。今田消防団は、消防団入団促進と活動認知のために結成され、銀シャリと森迫のほか、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、ゆりやんレトリィバァが団員としてPR活動に励んでいます。
消防団員の制服に身を包んで登場した今田は、冒頭から完璧な角度の敬礼を決めて気合十分。消防団について、「こういう人たちがいると、地域で安心して暮らせますよね。実際に放水や救命訓練もされていますし、本当に頼りになります」と熱く語ります。
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今田消防団はこの日、3つのプロジェクトを発表しました。1つ目のプロジェクトは、全国10カ所のイオンモール店舗で開催する「消防団入団促進広報全国ツアー ~あなたの街で消防団やりませんか?~」。
この全国ツアーでは、各イオンモールに吉本興業の人気芸人を派遣してイベントを行います。ツアーに参加する銀シャリのほか、COWCOW、紅しょうが、マユリカが登場すると、今田は「超豪華メンバー」と胸を張りました。
ここで今田が、COWCOWの2人に「子どもたちがマネしたくなる消防団体操を考えてほしい」と要望すると、善しは「僕は小学生のころに少年消防クラブに入っていましたから」と自信満々の様子で応じました。
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全国ツアーでは、芸人たちが漫才やコントを披露するほか、地域の消防団メンバーとのトークコーナーが予定されています。この日の会見にも横浜市で活動する消防団員が登場し、芸人たちとトークを繰り広げました。
横浜市泉消防団で活動する宮本由美子さんは、「減災体操」という防災のポイントをまとめた体操を考案したとのこと。COWCOWの2人とマユリカ・阪本が実際にこの体操をしてみると、そのユニークな振り付けに今田が「思っていたよりも激しいダンス!」と大笑いする一幕もありました。
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学生団員募集のプロジェクトが始動!
続いて発表された2つ目のプロジェクトは、「あなたの街で消防団やりませんか?in学園祭~求む!学生消防団員」です。このプロジェクトでは、吉本の若手芸人が全国5校の学園祭を訪れ、PRイベントを行います。
今田が「若い人たちの力は絶対に必要」と力説すると、団員の森迫もこのプロジェクトの意義を強調しました。
「私は消防団員を学生に向けて募集していることを知りませんでした。もし学生の時に知っていたら、参加できていたかもしれないですし、学園祭でこういう募集があることを若い人が知るだけでも意味があると思います」
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最後のプロジェクトは、「あなたの街で消防団やりませんか? in 地域イベント」です。このプロジェクトでは、各地域のイベントに“住みます芸人”を派遣してPR活動を行います。
会見には、実際に全国各地で消防団員として活動する“住みます芸人”たちが登場。滋賀県野洲市消防団のファミリーレストラン・ハラダ、京都府京丹波町消防団の木下弱、鳥取県米子市消防団のほのまる・向井登志彦が、消防団員の魅力を語りました。
3人の話を聞いた今田は、「ちゃんと活動しているわ」と感心した様子。ハラダが地域のお祭りなどでも活動していることを報告すると、今田は「お祭りって屋台も出るし、火も使うもんね」と消防団の意義を再確認していました。
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こうして今田消防団のプロジェクト発表会見は終了。今田は最後に、「消防団は大きな存在。ぜひ消防団で一緒に活動していただければ」と呼びかけました。