一度の料理で使い切ることが難しい小麦粉。

開封後にダニなどの虫が入ることを心配して冷蔵庫に保存している方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は冷蔵庫での保存はおすすめされていないのです。

■小麦粉の正しい保存方法とは?

開封後の小麦粉を正しく保存するためにはどのような方法があるのでしょうか。

株式会社ニップンのホームページでは以下のように解説されています。

「直射日光・高温・多湿の場所を避けた常温での保存をお願いします」

※引用:株式会社ニップンより

冷蔵庫での保存は、出し入れする際の温度差が原因で結露が発生し、固まりやカビができる可能性があるため、おすすめされていません。

直射日光が当たらない環境で、高温・多湿でない場所であれば、真夏でも常温で保存が可能です。

湿気や虫対策のためにも、開封後の小麦粉は密閉し、なるべく涼しい場所に保存しましょう。

■お好み焼き粉やホットケーキミックスの保存方法

小麦粉と同じ保存方法だと勘違いされやすいのが、お好み焼き粉やホットケーキミックス。

実は、小麦粉とは異なり、開封後のお好み焼き粉やホットケーキミックスは、冷蔵庫で保存する必要があるのです。

お好み焼き粉やホットケーキミックスには、ダシや卵粉が配合されているため、ダニの栄養になりやすいからです。

袋口をしっかり閉めたり、密閉容器に入れたりして冷蔵庫で保存し、ダニの侵入や繁殖を防ぎましょう。

■まとめ

正しく保管するために知っておきたいポイントは以下の3点です。

①小麦粉は常温保存。高温・多湿の場所を避ける

②お好み焼き粉やホットケーキミックスは冷蔵庫

③ダニの侵入などを防ぐため、どちらも密閉容器で保存する

正しい方法で保存して、早めに使い切るように心掛けましょう。

※情報は掲載時点のものです。

<編:GourmetBiz編集部>