アメリカの結婚式にイライラの頂点…→日本では考えられないことばかりなんですが…【大家族・オブ・カリビアン(10)】

アメリカの結婚式にイライラの頂点…→日本では考えられないことばかりなんですが…【大家族・オブ・カリビアン(10)】

(前回の続き)アメリカで、夫の兄の元妻の連れ子…という微妙な関係の親戚の結婚式に呼ばれた私たち夫婦。

慣れないアメリカでの結婚式という事で、プエルトリコ人義母に任せると、キャバ嬢のようなアゲアゲの髪とシルバーラメのドレスというド派手な格好にさせられてしまったのです…。

結婚式場は森の中にある雰囲気の良い素敵な会場。
春のフロリダはすっかり暑くなって汗ばむ気候の中、屋外で牧師さんの進行で式が始まったのですが・・・。

・・・しかしこの牧師さん、話が長いんです!!

日本の結婚式ではニセモノ(?)の外国人神父さんがカタコトで一言二言しゃべって、さらっと進行する事が多いですが、こちらは正真正銘ホンモノ。

新郎新婦それぞれに語りかけ諭すように、説教を行うこと約30分・・・・こちとら暑いわ蚊にさされて痒いわとストレスが溜まります。。

式自体は、素敵なムードの中で滞りなく執り行われましたが、私たち参列者にとってはさらに苦行が続きます。

アメリカの結婚式では、式と披露宴の間に、参列者たちが軽食をつまみ歓談しながらゆったり待つ「カクテルアワー」というものがあるのが一般的なのだそうですが、そんな常識を全く知らなかった私。

式の後に通された立食形式の屋外の会場で、「新郎新婦もいないのに、この時間はいったいなんなんだ・・・」と、感じながらもオードブルをバクバク食らい、じりじりと暑さに耐え、待つこと約1時間・・・。

アメリカの結婚式にイライラの頂点…→日本では考えられないことばかりなんですが…【大家族・オブ・カリビアン(10)】

やっとのことで笑顔の新郎新婦が戻ってきたのですが、どうやら会場内のいろんなところで写真撮影をしていたようで、私はなぜ待たされていたのかをようやく理解できたのでした。

ウェディングフォトは前撮りじゃないんかーーーいと心で思ったのは秘密にしておきます。
(きっと暑くなくて椅子があれば楽しい時間だったと思います。笑)

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