高橋ひかるが主演するドラマ「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系)の第1話が、13日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、SNSで話題の同名人気コミックを実写化。自尊心が低めな主人公・柚原美紅(高橋)がメークの力で前を向き始め、モラハラ男へと変貌した彼氏へ立ち向かい、自分の人生を取り戻す“人生逆転ラブストーリー”。

 デパートの受付けで働く美紅は、同棲(どうせい)中のエリート弁護士の彼氏・結城悠久=通称・ハル(西垣匠)から「ナチュラルな方がいい」と言われるがまま、いつも化粧は控えめ。メークの腕も上達しないままだった。

 ところが、職場の先輩にきちんとメークをするように指摘され、大人しい印象のためか、お客さまからも侮られているような気がして悩んでいた矢先、メーク男子・高倉イヴ(木村慧人)に出会う。

 きれいなメークでさっそうと歩くイヴの姿がまぶしく映り、思わず「赤い口紅、とってもお似合いです」と声を掛ける美紅。女装を好奇な目で見る人もいる中、純粋に褒めてくれた美紅に好感を抱いたイヴは、美紅にメークをしてあげると申し出る。

 真っ赤なリップのメークを施してもらい、生まれて初めて自分のことをきれいだと思えた美紅は、きっとハルも喜んでくれるはずと、ハルの帰宅を心待ちにしていた。しかし、美紅の顔を見たハルの反応は予想外なものだった。

 ハルは洗面所に向かうと、次の瞬間、美紅の頭からクレンジングオイルをドボドボとかけだし、「その化粧、似合ってないから」と言葉を浴びせ…!?

 第1話では、悠久が美紅に化粧品を捨てるように要望し、「これからも清楚な美紅でいてくれると約束して」と告げたり、美紅の休日の行動を制限しようとする“モラハラぶり”が描かれた。

 放送終了後、SNS上には、「モラハラ男、怖いわ。絶対に無理」「西垣くんが想像以上に怖くて震える。目がガチ過ぎて怖い」「匠くんのモラハラ彼氏っぷりがホラーでゾクゾクした。演技が上手いがゆえに怖過ぎる」「これは…モラハラと言うよりもうDVでは? 高橋ひかるちゃんもメークが似合っていて良かったよね」「西垣匠くんのDV彼氏が怖い。早く逃げてー」などの反響が寄せられた。

 また、メーク男子・イヴを演じている木村に対して、「西垣くんと対比して、イヴくんがすてき。どのスタイルも似合ってる」「イヴくんを演じているFANTASTICSの木村くんがカッコいいし、女装がめっちゃかわいい」「イヴくんがきれい。仕草や表情がすてき過ぎる」といった声も集まった。