こんな渋谷凪咲見たことない・・・映画『あのコはだぁれ?』主演のなぎちゃんに見どころをたっぷりインタビュー!

Q. 撮影中、大変だったことは?

「普通はリハーサルを何回かするんですけど、怖さやパニックで思わず叫んでしまうような表現はリハーサルをやらずに本番1回にすべてをかける、みたいな状況が多くありました。自分もお家で練習できないですし、本番になるまで自分もどんな声が出るかわからなくて。いざ本番になって「自分こんな声が出るんだ!」と思うことが何度もありました。自分が素直に感じたことをダイレクトに表現するには何がベストなのか、考えるきっかけにもなりましたね。」

〝いるはずのないホラー担当〟

©2024「あのコはだぁれ?」製作委員会

「映画の制作現場には助監督さんやカメラマンなどいろんな担当があるんですけど、そこに「ホラー担当」という方がいらっしゃって。叫んだり、気持ち悪くて吐きそうになるシーンとか、その方が演技の助言をしてくださるんです。内側から這い上がってくるような、吐き気がするような気持ち悪さとかって、どう演じたら良いのか分からないじゃないですか?そしたらその方が、「臭い川魚が胃を通って口から上がって出てきたら、どんな反応になりますか?体の反応はどうなりますか?」と色々アドバイスをくれるんです。「たしかに気持ち悪くて、こう体が上がってきます!」「そうそれです!」みたいなやり取りをしていました。

ホラー映画となるとそういう特化した方がいるんだな〜と撮影に挑んでいたのですが、聞いてみたらそんな部署なんて無いって言われて(笑)。普段は助監督さんなのですが、ホラー好きが高じて清水組ではホラー担当としてアドバイスをくれていたそうで、面白い現場だなと思いました。そして怖さとか切なさっていろんな種類があるんだなと学びましたね。

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Q. 映画『ミンナのウタ』のDNAを引き継いだ今作。前作からパワーアップしている部分は?

©2024「あのコはだぁれ?」製作委員会

前作も今作も、監督だけでなく演者の皆さんの愛情がすごいんです。「もっとこうしたらどうですか?こっちの方が怖くないですか?」とか、いろんなアイディアが現場でたくさん膨らんで。監督だけでなく演者も含めた皆さんで作り上げた映画だと思っていますし、前作より増して、怖くなっているんじゃないかなと思います。「『ミンナのウタ』のDNAを引き継いだ映画なので、前作を見ていなくてもすごい楽しめる作品ですが、見ている方はより楽しめると思います!