アニメの“聖地巡礼”から京都の推しホテル、無印良品のエアビーまで。忘れられない旅、気になる旅先とは?【旅好きエディターのトラベル白書】

漫画・アニメの“聖地巡礼”でNYへ

推し旅その1「忘れられない旅」

スタテンアイランド行きのフェリーから望む“ビッグアップル”

その昔、NYが舞台の漫画「BANANA FISH(作・吉田秋生)」に沼りまして。20年以上の時を経てアニメ化されたのですが、原作にひけをとらない傑作で、またもや沼オチしました。

予想以上にアニメの反響が大きく(ちなみにEDテーマは今をときめくKing Gnu。彼らのファーストシングルとなる「Prayer X」で、常田大希さんの書き下ろしです!)、NYでゆかりの“聖地”を巡るオフィシャルツアーがあり。ファンと行く旅は楽しいはず!と、仕事を抱えながら参加しました。

左)ファンなら涙腺がゆるむ「ニューヨーク公共図書館」のリーディングルーム 右)コロンバス・サークル駅。なんてことない地下鉄の入り口でもファンにとってはたまらない。ここからタイムズスクエア駅に行くとテンションMAXに

参加者は、私のような古参から、ひとまわり年下の人や母娘で参加の親子など、年齢層や属性も多様。一緒にキャッキャと楽しみながらニューヨークを練り歩き、写真を撮ったりナイトアウトをしたり。世代の垣根を越えて、目的が一緒、好きが一緒の人たちとする旅の醍醐味を知りました。

おなじみですが、マンハッタンの夜景はやはり格別。雨天だったのが残念!

NYを訪れるのは10年以上ぶり。街の様子は変われど、自由でクールでリアルな、この街が放つ独特の空気感は唯一無二で、不思議と勇気をもらいました。

ちなみに今年は、どハマりしているNHK大河ドラマ「光る君へ」のゆかりの地を巡りたい。ファーストサマーウイカさん演じる清少納言の「枕草子」に涙しながら、ドラマ&歴史好きの友人らと京都合宿を目論んでいます(笑)。

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スリランカ経由でモルディブへ

推し旅その2「リセット旅」

仕事でもプライベートでも、思い起こせば人生の転機にモルディブを旅しています。俗にいう“呼ばれている”のでしょうか(笑)。

リゾート建築の可能性を見せてくれる「セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾート」

旅の魅力のひとつに、新しい色彩との出合いがあります。モルディブの海の色はまさにそれで、「ターコイズブルー」とはこの色のことか!とカンゲキしまくり。

「ヒルトン・モルディブ・アミンギリ・リゾート&スパ」滞在時のオプショナルツアーで訪れた、リゾート近くの無人島

海の美しさはさることながら、私的推しポイントは砂浜! ふかふかの絨毯のようなクッション性(?)のある踏み心地は、初めての経験でした。

「シックスセンシズ ラーム」のビーチ

おすすめはスリランカ経由で行くルート。本場アーユルヴェーダで癒やされて、海の青、空の碧に身を委ねると、やる気が満ち、何かがはじまる予感がします。人生はそんなすぐに変わらないかもしれないけれど、小さくとも確実な一歩を踏み出せるはずですよ(きっと!)。

宿泊したのは、スリランカのネゴンボ市にある「ジェットウィング ラグーン」。アーユルヴェーダのためのホテル専属の医師による本格的なプログラムに参加できます。