モダン建築好きなら泊まりたい、京都のホテル
推しホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水」
今年も開催(11月2日〜)が決まった「京都モダン建築祭」を楽しみにしている人、いますか? はい、私です。数多ある京都の楽しみ方のなかでもお気に入りがモダン建築巡りです。
小学校の校庭だった場所はホテルの中庭に。中庭から眺める、建物の外観も味わい深い。ライトアップされた夜もロマンティックです。
そんなわたしがときめきまくったホテルは「ザ・ホテル青龍 京都清水」。観光客でにぎわう清水坂上にあるのですが、一歩足を踏み入れるとタイムトラベルしたような、まったくの別世界が広がっています。
ラウンジから望む八坂の塔
ホテルは、昭和8年に移転・新築された元清水小学校の校舎を改装したもの。当時、京都随一のモダン建築と名を馳せた西洋建築の粋とモダンインテリアが融合した世界観は、映画やドラマに出てきそうなほど、ムード満点でドラマティック。
ホテル散策が楽しいのもこのホテルの魅力。階段や廊下などは昔の共用部分をできるだけ残しているそうで、新旧融合の空間デザインは拍手もの。モダンな幾何学模様と、木造とのコンビネーションがたまりません!!
お部屋はクリーン&シックな設え。現代的な快適さと歴史的な趣を兼ね備えています。窓からは京都の街並みと法観寺・八坂の塔を望めます。
左)レストランとライブラリーを兼ねた「restaurant library the hotel seiryu」 右)ロビー
おすすめの撮影ポイントは、講堂を改築したレストラン&ライブラリーと、クラシカルでエレガントなシャンデリアが目をひくロビー。朝食会場にもなるライブラリーには、京都の歴史や観光にまつわる本から、写真集、マンガまで、1000冊以上の本がびっしり並んでいます。
もちろん、レストラン&バーも充実。ホテル内には、京都の名バーとして知られる「Bar K6」のオーナーバーテンダーである西田稔さんがドリンクを監修したスタイリッシュなバー「K36 The Bar & Rooftop」があります。ルーフトップから見晴らす京都のパノラマも旅情感たっぷり。ここでは、特製カクテルを楽しみながら、京都の夜景を堪能できます。また、アラン・デュカスが設立した、デュカス・パリ監修による「ブノワ 京都」では、フレンチ仕立ての京都美食が楽しめますよ! 朝食は「Well-being Breakfast」をテーマにしたコースで味わえます。
ザ・ホテル青龍 京都清水
京都府京都市東山区清水二丁目204-2
075-532-1111
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アートの島・豊島でワーケーション
次に狙っている旅「無印良品×Airbnb」
旅×仕事×暮らしをうまくバランスさせたい。ワーケーションやリモートワークが盛んな今、そんな昔からの思いを実現できる選択肢が増えました。
ホテルベースのワーケーションも魅力ですが、もっと地元に根ざした暮らしを体験して、新たな視点やインスピレーションを得る機会にできればという思いも。
4月にオープンした「MUJI BASE TESHIMA」は、まさにそのような体験ができそう。古民家を改築したこちらは、「IDÉE」がコーディネートを担当。日本のヴィンテージ家具、日本のアーティストの作品など、アートな暮らしが体験できる仕立て。
使用する食器や家具は、瀬戸内を中心に活動する現代作家の作品が揃えられています。暮らしの道具を通してその地域を肌で感じられるという、これまでにない体験が魅力。
「MUJI BASE TESHIMA」があるのは、香川県にある小さな島・豊島(てしま)。豊島美術館をはじめとする現代アートの施設を求めて、国内外から多くの旅行客が訪れる場所です。
締切を抱えた仲間達と、ここで大人の合宿をするのも良さそう!?
MUJI BASE TESHIMA
香川県小豆郡土庄町豊島家浦2358