杉野遥亮が主演するドラマ「マウンテンドクター」(フジテレビ系)の第2話が、15日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・宮本歩(杉野)が、さまざまな思いを抱えた患者や医療従事者たちと触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。

 歩は復帰早々、院長・周子(檀れい)から山岳医療チームMMTのメンバーに任命されるが、 MMTのリーダーで救急の小宮山(八嶋智人)は山岳医療に否定的だった。

 さらに、循環器内科の掛川(近藤公園)と麻酔科の典子(岡崎紗絵)もモチベーションが低く、歩はがく然とする。当然、山小屋の泊まり込み診療は誰一人として手を挙げず、歩と典子が山へ向かうことになる。

 山小屋に着くと、野口七海(西原亜希)と大地(横山歩)親子が診療所にやって来る。2人はこの日が初めての登山で、その格好を見た歩は、大地がボロボロのスニーカーを履いていることが気になった。

 翌日、山小屋で診療中の歩のもとに、山頂へ向かっていた七海が崖下に滑落したという連絡が入る。大地も腕を負傷しているらしいが、天候不順で救助ヘリは飛べなかった。歩と典子は現場へ急行し、崖下の七海の救助を試みる。

 歩たちは七海を救出し、山小屋まで運ぶが、七海の容体が急変する。七海の救命にあたる歩は、病院にいる玲(宮澤エマ)にあることを頼む。一方、大地が搬送された病院では、小宮山たちが、大地の様子がおかしいことに気付き…。

 放送終了後、SNS上には、「本物の山岳で滑落する場面は怖い。救助するほうも命懸けな急斜面。ごまかしの効かない撮影は緊迫感」「これ撮影大変だよね。杉野くんが山を降りるところとかCGじゃないよね」「思春期の息子の母への愛に涙腺ゆるんだ」などのコメントが投稿された。

 またラストには一年前の遭難事故で遺族から訴訟を起こされていた江森岳人(大森南朋)が病院で遺族の少年に「見たことは誰にも話していないだろうな?」と話しかける様子が放送された。

 これについては「人殺しの汚名を被る大森南朋が超不穏」「江森先生の医療過誤疑惑も2次ストーリー的に走っているのが物語に厚みが出ていい」「なになに、この不穏なラスト! ミステリー的な要素もあるの⁈楽しみ」といったコメントも投稿された。