現在、四皇の一員として名を上げている『ONE PIECE(ワンピース)』の主人公「モンキー・D・ルフィ」は、今後どのような敵と戦うことになるのでしょうか。ファンのあいだで囁かれている敵キャラ候補について振り返ります。
堂々としたルフィが表紙の『ONE PIECE Log Collection“KORIONI”』DVD(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
【画像】将来はルフィの嫁? これが『ワンピ』ヒロイン候補です(4枚)
誰と戦うことになっても、ラスボス並みの強さ!
『ONE PIECE(ワンピース)』の主人公「モンキー・D・ルフィ」は、現在「四皇」の一員として、名実ともに大海賊の一員です。そこで気になるのは、ルフィが今後どんな敵キャラと戦うことになるのか、ということではないでしょうか。ファンの間でラスボス候補といえば「シャンクス」や「マーシャル・D・ティーチ」が特に挙げられます。では、それ以外のキャラがラスボスになる可能性はないのでしょうか?
ルフィたち海賊の敵といえば、「世界政府」の下にある「海軍本部」があります。現在「海軍元帥」として君臨している「マグマグの実」の能力者「サカズキ(通称:赤犬)」は、かつてルフィの義兄である「ポートガス・D・エース」の命を奪った張本人です。エースは「頂上戦争」で赤犬に狙われたルフィをかばって命を落としたため、ルフィと赤犬の間には深い因縁がありました。
このような経緯から、今後の展開でルフィと赤犬の因縁対決が描かれるのではないか、と考えるファンも多いようです。ネット上では「ギア5のルフィと、海軍元帥の赤犬、どちらが強いのかみてみたい」と、ふたりの勝負に期待する声もあるほか、「ギア5には耐久性もなく体力の消費も激しいので、無限にマグマを生み出せる赤犬との勝負は厳しいのでは」と予想するファンもいます。いずれにせよ、ルフィと赤犬との勝負は、手に汗握る展開になりそうです。
また、「ジャンプフェスタ2018」へ作者の尾田栄一郎先生が寄せたメッセージから、ルフィの今後の敵を予想するファンもいます。このメッセージによると、今後の展開では「過去最大の敵」が「我々の前に立ちはだかって来る」ようです。さらに「白ひげが関係してくるかもしれません」「頂上戦争?アレがかわいく見えてくるなんて 信じられますか?」など、ヒントと思われるキーワードもありました。
これらのメッセージから、一部のファンから、かつて「ロックス海賊団」を率いていた「ロックス・D・ジーベック」が注目されているようです。理由は、ロックス海賊団には、かつて「百獣のカイドウ」や「ビッグ・マム」こと「シャーロット・リンリン」などのほか、尾田先生のメッセージで名前のあがった「白ひげ」こと「エドワード・ニューゲート」も所属していたからです。ネット上では「ロックス生存説」もささやかれており、期待されています。
そして、現在の世界の頂点に君臨している「イム様」もまた、ルフィの今後の大きな敵として立ちはだかるのではないでしょうか。「ルフィが世界を夜明けに導くためには、現在の世界に君臨するイム様は、絶対倒さなければならない存在だと思う」などのファンの声も見られます。
さらにイム様は、単行本107巻第1086話にて、「五老星」に対し「ビビが欲しい……」と意味深な発言をしていました。また、イム様が、「ネフェルタリ・ビビ」の祖先である「リリィ」が過去に「歴史の本文(ポーネグリフ)」を世界中にばらまいたことに怒りをあらわにする様子も描かれており、ビビに対して何をしようとしているのか、多くのファンが注目しています。ビビはかつて麦わらの一味とともに航海をした大切な仲間のひとりのため、ビビを助けるためにルフィがイム様と戦うという展開があるかもしれません。
本記事で取り上げた赤犬、ロックス、イム様は、まだまだキャラクターの核心に迫る描写が少ないキャラクターです。ルフィはどの人物と戦うことになっても苦戦しそうですが、どのように勝ち進んでいくのか注目です。