盆踊り風DJライブで会場がひとつに

さらに日が落ちていくなか、中央のやぐらに上ったデッカチャンがDJとなり、盆踊り風ライブがスタートしました。

デッカチャンが大音量で軽快な音楽を鳴らすと、多くの人がやぐらを囲んで輪になり、音楽に合わせて自由に踊り始めます。デッカチャンは定番の盆踊り曲から、Adoの『唱』など、つい踊りたくなる曲を幅広くセレクト。ノンストップで流し続けます。

出典: FANY マガジン

途中からは、ドジャースのユニフォームに身を包んだ“大谷翔平スタイル”のガリットチュウ・福島をはじめ、お笑いライブに参加した芸人たちがやぐらの上に勢ぞろいし、ボルテージは最高潮に！　西城秀樹の『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』では、全員でサビに合わせて「Y・M・C・A！」のポーズを決め、広い会場が一体となりました。

最後は、豪華商品が当たる抽選会も実施し、涼しい夜風と心地よい高揚感に包まれながら、第2回の石井フェスは大盛況で幕を閉じました。

予想以上の大盛況に「本当にやってよかった」

終了直後、汗だくで興奮冷めやらぬ様子のいしいは、今回のフェスの感想をこう語りました。

「予想以上の大盛況でした！　今回、第2回をやるにあたって、クラウドファンディングの目標金額を第1回より高く設定させてもらいました。実は直前まで、この目標が達成できなかったのですが、皆さんのおかげでフェス当日に達成しまして、たくさんのお客さんにお越しいただき、前回以上に盛り上がったんじゃないかなと思っています。

僕が富士川町、そして山梨を盛り上げたいと思って勝手にやり始めたことでしたが、同期の芸人たちや、同じ住みます芸人として頑張っている仲間たちが駆け付け、盛り上げてくれて、僕も楽しかったし、富士川町の皆さん、また富士川町を訪れてくださった皆さんも笑顔で楽しんでくれました。本当にやってよかったなと。

これだけ盛り上がったので、街のみんなにも『やっぱりいしいさんすげえんだな』と思ってもらえたんじゃねぇかなと思っています（笑）」

出典: FANY マガジン

また、参加した芸人たちも「いいフェスだった」と笑顔。

ガリットチュウ・福島は、「あんなに盛り上がる夏祭りはなかなか見たことがないですね。いしいさんがしっかり地元に根づいて、多くの人を集めて、すごかった」と感心した様子で語ります。

一方、くまだは神妙な面持ちで、「いや、僕から見ると、今日のフェスは成功ではなかったです」とポツリ。すかさず、福島に「（成功じゃなくて）大成功だよね！」と、言おうとしていたセリフを先に言われると、「あぁ……」と痛恨の表情を見せつつ、「いしいくんの表情を見ていてもすごく楽しそうだったし、本当、“大成功”でした！」と振り返りました。