ヘッドスピードが遅くても“飛ぶドライバー”はどれ…?鹿又が徹底解説

ヤマハ RMX VD/R


SPEC
●体積/460cc ●ロフト角/9.5、10.5度
●シャフト(フレックス)/SPEEDER NX BLACK 50(S)ほか
●長さ/45.5インチ ●重さ/306g(SPEEDER NX BLACK 50・S)
●価格/10万5600円~

【鹿又Check】王道のアスリートモデル!低スピンの中弾道

シャープなヘッド形状、中弾道の低スピン系、ドロー・フェードを打ち分けられる操作性など、あらゆる特徴が王道のアスリートモデルに仕上げられています。「RMX VD/M」よりもさらに上級者向けです。

ミスヒットにはシビアですが、ヘッドシェイプがコンパクトなので空気抵抗が少なくてヘッドスピードが上がるメリットもあります。

【編集M】重心の浅さと左右へのスライドが魅力

スライドウエイトがフェース寄りについているので重心は浅め。強い弾道が出ます。

また、ウエイトを左右へ移すと球筋が求める弾道にはっきり変わるのもいいですね。

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ヤマハ RMX VD/M


SPEC
●体積/460cc ●ロフト角/9.5、10.5度
●シャフト(フレックス)/TENSEI TR(R、SR、S)ほか
●長さ/45.5インチ●重さ/302g(TENSEI TR・S)
●価格/9万2400円~

【鹿又Check】中級者が使えるアスリートモデル!ヤマハらしい打感・音も魅力

「RMX VD/R」もこの「M」もアスリートモデルですが、「M」のほうが中級者でも使える寛容性を備えています。オーソドックスな形状でスクエアに構えやすく、直進性も高い。

ヘッドスピード43m/秒前後で、平均スコア80台のゴルファーなら十分に使いこなせます。ヤマハらしい打感・打球音のよさも魅力ですね。

【ライターN】バランスがよくて弾道が美しい!

振りやすさ、やさしさ、上がりやすさのバランスがちょうどいい。

打球もサイドスピンが少なくて美しい弾道で飛んでくれます。フェースローテーションもスムーズです。

いかがでしたか? この記事を参考にお気に入りのドライバーを見つけましょう!

試打・解説=鹿又芳典

●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

ベテラン編集者M

●ドライバーのHS40前後、平均スコア85。ゴルフも編集者歴もベテランの域で「ドライバーは飛距離じゃない!」というが、それも強がりになってきた50歳。

シニア代表・氏家英助さん

●ドライバーのHS30後半、平均スコア90台。同年代の仲間とゴルフ同好会を結成し、月4~6でラウンドを楽しむ80歳。メンバーに負けない飛距離がほしい!

ゴルフライターN

●ドライバーのHS42前後、平均スコア90前後と、世の一般男性ゴルファーに多いタイプ。ギアの知識はかなり豊富で、あらゆるゴルフメディアで執筆中。

構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール