世界中のイヤホン/ヘッドホンの注目最新モデルが一堂に会する展示試聴イベント「ポータブルオーディオフェスティバル(ポタフェス)2024夏」が秋葉原で開催されました。そのなかから、ゲームプレイやアニメの視聴にも適しているモデルを紹介します。



finalブースの「VR3000 Wireless」試聴スペース

【画像】「ポタフェス2024夏」は自分にとっての「最強」モデルを求めるファンで大にぎわい!(16枚)

ゲーマーやアニメファン注目の7ブランドを直撃!

 2024年7月13日〜14日、世界中のイヤホンやヘッドホンが一堂に会するポータブルオーディオ試聴イベント「ポタフェス2024夏 秋葉原」がベルサール秋葉原(東京都千代田区外神田)で開催されました。

「ポタフェス」は、秋葉原に本館を構えるイヤホン/ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」が主催するイベントです。会場での試聴や各ブースのブランドスタッフのコメントを通して感じた、ゲームプレイやアニメ視聴に適したイヤホン/ヘッドホンを紹介します。

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注目度No.1!常に人だかりができていたfinalブース

 ゲーミング用途に特化した「VR」シリーズを展開するfinalブースは、今回の開催で一番といってもよいほどの来場者でにぎわっていました。

 注目の的となったのは、ゲーミング用途の有線イヤホンとして高い評価を得ている「VR3000 for Gaming」のワイヤレスバージョンとなる「VR3000 Wireless」です。会場ではカプコンから提供された『ストリートファイター6』の対戦プレイ動画を見ながら、リリース済みの有線モデルとワイヤレスモデルの聴き比べができました。



「VR3000 Wireless」(写真下左)と「VR3000 for Gaming」(写真下右)の遅延を聴き比べることができたが、筆者(蚩尤)では差を体感できないほどの低遅延だった

 ワイヤレス版はUSB Type-C端子のドングルが付属しており、20ミリ秒(0.02秒)の低遅延を実現しています。最近の格闘ゲームは60fps(1秒間に60フレーム)で処理されているものが一般的ですが、60fpsにおける1フレームは0.016秒ですのでワイヤレス版の遅延は実に1フレーム程度ということになります。これは間違いなく、体感できる人の方が少ないヤツです(筆者は遅延をまったく感じませんでした)。

 VR3000ワイヤレスバージョンは今秋のリリースが見込まれています。発売されたら要注目のモデルとなりそうですね。