ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密 2024~の合同取材会が行われ、出演者の立石俊樹と上田堪大が公演への思いを語った。

 本作は、月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)にて連載中の大人気漫画を舞台化。今回は、2021年3月に上演されたミュージカル「黒執事」〜寄宿学校の秘密~の再演で、今年4月〜6月に放送されたアニメ『黒執事 -寄宿学校編-』でも描かれた物語を、初演からパワーアップして上演する。

 前作から引き続きセバスチャン・ミカエリスを務める立石は、「再演が決まり、もう一度生執事に戻ってこられることをとてもうれしく思っています。より高みをめざして、より深く掘り下げてお届けしたいと思います」とコメント。

 セバスチャンという役柄については「悪魔と執事が同居している役柄で、つねに完璧でいないといけないので、初演のときは振り付けひとつもミスをしないようにという緊張感がありました」と話し、「まだまだ足りないところはいっぱいある。たたずまいのスマートさを大事にしつつ、迫力や荒々しさも出していきたい」と意気込んだ。

 一方、葬儀屋役の上田は、「今回の再演では、僕たちとシエル・ファントムハイヴ役の小西詠斗くんの3人だけが続投で、そのほかはキャストが一新されました。“新生・生執事”としてまた新たなものができるのではないかなと思います。再演するからには初演を超えるものをお届けできたらと思います」と語った。また、再演にあたっては「お互いに3年半、さまざまな現場を経てきましたが、特に俊樹の成長っぷりはすごいと聞いています。負けじと自分もがんばっていきたい」と力を込めた。

 舞台は、9月7日〜8日に兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール、9月21日〜29日に都内・TOKYO DOME CITY HALLで上演。

(写真キャプ)

 

 

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ミュージカル「黒執事」〜寄宿学校の秘密 2024〜 (C)2024 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト